ヌーダ(薪焼きレストラン・元町)

『薪焼きレストラン ヌーダ』

最近、決まった店しか行ってないな~。
まあ、渡り鳥のようにいろんな店に行きたいというミーハー心なんて、もはやないし。

いや、僕としては別にそれでいいんだけど、やっぱり読者の方も飽きるでしょう、
ということで、もはや燃えカス状態のミーハー心に何とか着火。
いま、神戸で最も話題のレストラン『Nuda(ヌーダ)』へ。

ここの特徴は、何と言っても薪焼き。
スペインの有名なレストラン『エチュバリ』仕込みの、
薪で焼くという調理法をウリにしており、レストラン&グルマンたちの間で話題に。

ちなみに、薪で焼くというと、ピザ窯的なものを想像しますが、
熾き火という調理法で、3時間前から加熱し、
赤くいかった状態の薪で加熱するそうです。
こうすることで、炭火より柔らかく火が入るそう。

その3時間前から加熱することもあり、レストランは予約のみの受付。
そして、コースは昼・夜ともに7,875円の1コースのみ。
シェフの料理は昔、『ミワ』というイタリアンで食べたことありますが、
焼きの技術はうまかったし、それがさらに進化していると期待しつつ訪問。


・トマト、そのエキスとじゅんさい

20110721nuda01.jpg酸味のきいたスープは、透明だけど確かにトマト。
じゅんさいともよく合いますが、ちょい和食っぽいかな?
夏らしく、さっぱりとしたスターターですね。


・手作りバターとGGファームの野菜

20110721nuda02.jpg『エチュバリ』でも有名らしい、薪の香りをつけたバター。
バターを食べる料理なのはわかっているけど、クラシックなフレンチ好きとしては、
やはりパンにつけた方がおいしいと思う...。
野菜も小さすぎて、よくわかんないです。


・チュレタのマリネ

20110721nuda03.jpg後に焼き上げて出てくる、牛肉を生で食べてみてください、と。
この時期、「え?生?」と一瞬引きますけど、これはおいしいね。
熟成感、やわらかさ、文句ナシです。
生の胡椒もピリッとして...というか、一粒目はむせた(笑)


・アシアカ海老

20110721nuda04.jpgうん、これもおいしいですね。シンプルそのもの。説明もいらんでしょう。


・オオガイ

20110721nuda05.jpgこの日は魚介続きで。一番おいしかったのはこれですね。
薪の香りと貝の旨みが、これほどのマッチを見せるとは思いませんでした。
貝のいろんな部分、その味わいの違いを楽しめるのですが、そのどれとも薪が合う。

ちなみに、『エチュバリ』では牡蠣の薪焼きも有名らしいのですが、
職業上、食べちゃいけないので予約時に変えてもらいました...残念。


・鮎

20110721nuda06.jpgこれは薪の香りはやや薄めですね。
まあ、あまり同じ強い香りが続いても...なので、これくらいの方がいい。

塩も強めにしてあり、塩焼きに近いのですが、鮎はやはり和食の方がいいかな。
さきほどの貝がおいしすぎたこともあり、あまり印象には残っていないです。


・とうもろこしのスープと焼きもろこし

20110721nuda07.jpgここまでは薪調理が続いたのですが、スープという料理が出てきた感じ。
これも薪で焼いた粒がはいっているのですが、その香ばしさが料理に生かされてます。
もっと飲みたい!カフェボウルでください(笑)


・スパゲッティ 鴨の有精卵、サマートリュフ、牛脂

20110721nuda08.jpg器もお茶碗っぽいせいか、なんか玉子がけじゃこごはんに見えますが(笑)、
中身は少し太めのスパゲッティ。
トリュフもこれだけ細かくすると、より香りも立ちますし、
普通にエマンセしたものより食感も邪魔しないので、それほど好きでないトリュフもおいしい。
しかし、このタイミングでのパスタは腹にたまるなぁ...。
けっこうお腹がふくれてきました。

・平目

20110721nuda09.jpg何とシンプルな料理でしょうか。
薪の香りは薄めですが、これも素直に素材の良い面が出ていますね。
付け合せが1種というのはちょっと寂しいですが...。


・チュレタ

20110721nuda10.jpg『エチュバリ』のスペシャリテでもあるチュレタ(骨付き肉)。
こちらにはグリーンサラダが別皿で出されます(写真ブレすぎなのでナシ)。

向こうでは赤身の肉を使うらしいですが、こちらでは和牛。
確かに旨い。熟成感、焼き加減、確かに素晴らしい。

しかし、旨すぎるんですよね、牛って。
特に赤身ではなく、けっこうサシが入った肉なので。
サービスの方いわく、いろいろな牛肉を試してみたが、
モモ肉はともかく、サーロインやヒレでサシの入ってない牛肉はなかなかないそう。
うーん、アンガス牛とかけっこう赤身だけど、どうなんだろう?


・イチジクの葉のグラニテ

20110721nuda11.jpg最初、何か言われずに、まずは食べてみてください、と。
どこかで嗅いだことのある香り。なるほど、イチヂクとな。
少し加糖もしてあるそうですが、これが程よい甘みで、よりイチヂクを感じさせる。
面白い、そして良いグラニテです。


・プディング?

20110721nuda12.jpg前後が良かったせいか、あまり印象に残ってないです...。

・薪で香り付けしたアイス

20110721nuda13.jpgこれも『エチュバリ』で有名なもの。
ミルクというシンプルなものに、ここまで薪の香りがつくことに驚きます。
旨みもより強調されており、普通のミルクアイスより、よりおいしく食べられますね。

初めての薪料理なので、どうしても「薪」が前面に出てきてしまい、
その奥にある素材や焼き加減の違いというものを、
僕自身が完璧に捉えているとは思えない。
やはり、こういうった調理法に特徴のあるレストランは、2回目以降がより楽しめると思う。

全体的に『エチュバリ』の料理が多いのは、まだオープンから間もないからか。
行ったこともない、特に憧れもないレストランの料理よりは、
この先、シェフのオリジナルな料理も食べてみたい。まあ、コレも2回目以降でしょうか。

サービス担当の方はけっこうアクが強いですが(笑)、
トークも楽しく、シェフの料理、この店に誇りを持っていることがすごく伝わってくる。
これはお店をやっていく上でとても大切なことですよね。
サービスを楽しめない人が、お客さんを楽しませられる訳がないですから。

値段がちょっと高いのだけはちょっと辛いけど、出てくる皿は面白かったです。
まあ僕個人の趣味としては、やはりクラシックなフレンチが好きかな、とは思うけど(笑)

店データ
店名:ヌーダ(薪焼きレストラン・元町) >>HP
住所:神戸市中央区元町通3丁目14-5 >>地図
アクセス:各線元町駅から徒歩5分
電話:078-335-1077


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