デビッド・セニア(フレンチ・西天満)【閉店】
場所は『デビッド・セニア』のレストランじゃない方で。
貸切なので意味もなくドレスアップする女子たち。
「ごきげんよう」と貴族(?)ぶって始めるも、
3分後に話している内容は...ゲフンゲフン(笑)
料理は予算だけ伝えて適当におまかせ。
知り合いのレストラン+個室ってことで、一眼で撮ってみます。
アニスとトマトで香り付けしたイイダコに、
サーモンのコンフィを玉ねぎの甘いタルトとチュイール、キャビアで挟んで。
ソースは豆腐のフレンチドレッシングと、グリーンマスタードの2種。
甘い味付けがサーモンとよく合いますね。
エストラゴンを浮かべて、中にはトマトとオリーブを沈めて。
横にあるのはイワシとトマト風味のパン。
写ってませんが、ラベンダーがクリップに挟まっています。
イワシのスープだけだと当然苦さが立つのですが、
ミルキーなアイスがうまく溶け合い、なんとも不思議な味。
旨みは結構あるんですが、表現し難い。おいしいんですけどね。
横のイワシ、イメージは鮨なのかな(笑)
K氏の縁が深いレボー・ド・プロヴァンスから、「MAS DE LA DAME」。
レストランの方で顔を出せなくても、こうしてしっかりと自分を印象づける
ところが、この人のすごいところです。
美しい黄金色で、とがったところがまったくない、丸みのある味で、
コクが深く、香りも良い。全員一致で「おいしい」でした。
鶏のジュを使った甘めのソースにアイオリを添えた南仏風。
チュイールに使われているトルコ胡麻も面白いですね。
この日の一番星はコレでした。
フォアグラの泡も添えられて豪奢な味わいに。
フレンチで煮込み以外の牛食べたのっていつ以来だろ?
味、やわらかさとも素晴らしいんだけど、やっぱ羊がいいなぁ。
まあ普通に。
これにお誕生日仕様のプティフールで〆。
全体としてやはり素晴らしい、そしてちょっと飛び抜けた感のある料理。
でも、デビッドがレストランの方にいたせいかな?
ココにしては、やはり何か更なるものが感じられず。
他と比べると、一歩先を行ってるんですけどね。
とはいえ、やはり普通のレストランと比べると面白く、おいしい料理でした。
以下、誕生日としてもらったもの。
これって明らかにまた料理作れってことですよね?
そうですよね?自分たちは作る気がな・・・ゲフンゲフン。
| 店データ |
| 店名:デビッド・セニア >>HP |
| 住所:大阪市北区西天満4-11-5 梅新イーストホテルB1F >>地図 |
| アクセス:地下鉄東梅田駅から徒歩10分 |
| 電話:06-6367-5088 |
サービス体制も一新され、いい感じの(面白い・笑)支配人が入られました。
前回はカウンター席だったので、今回は
デビッドがどうしても置きたかったという、庭を臨む丸テーブルでのディナー。
最近のレストランって、何というかソリッドな印象ばかりで、
こういう丸テーブルって少ないんですよねぇ・・・。
個人的にはちょっと優雅な雰囲気になれるので好きなのですが。
・フォアグラと生リンゴ、ふきのとう?のコンフィ、カシスのソース
フォアグラの脂肪感(脂肪肝・笑)ともよく合いますね。
1週間前にパリの『ル・コントワール』でフォアグラ食べてきた相方には
「やはりフォアグラはフランス」だったそうですが。
とはいえ、やっぱり旨いものは旨いのです。
・パエリア風のライスとキャビアクリーム、牡蠣、
これは魚介を楽しむ料理ですね。
キャビアクリームの下にもホタテみたいなのが入ってました。
チュイールがヘーゼルナッツ風味で甘く、面白い組み合わせ。
・Consomme de GOBOU, Ravioli de foie gras,
Langoustines, KAKINOKIDAKE-NO-KINOKO(笑)
フランス語で、というとリヨン生まれのケヴィンによる説明が。
ゴボウのコンソメとフォアグラのラヴィオリですね。
ラングスティーヌは何かで巻いてパン粉焼きのような。
カキノキダケは「カキノキダケノキノコ」って言ってましたが、
まさか「柿の木の味しかしないキノコ」だとは思ってませんよね(笑)
味の方は和食っぽい感じかなぁ。
コンソメの味は確かにするんだけれども、どこかダシっぽいような。
ちょっと不思議な一皿でした。
・オリーブ風味のパン
この日はトマトのパンもありました。
・ハスのポワレ、海老とオレンジのソース、マッシュポテト、アイオリ
最初に奥にあるアニスの香りを楽しんでからお召し上がりください、とのこと。
この香りで、気分が一気に南仏に、ニースの記憶が蘇ります。
淡白ながらも旨みが潜むハス。皮は細長く切って、別途カリカリに焼いてます。
ソースがなんと言っても素晴らしく、海老の旨みがしっかりと感じられた後、
オレンジの爽やかさが追っかけてくるんです。
この組み合わせの妙から変化する味の奥行きは、
『ピエール・エルメ』に通じる気がします。
あまりのおいしさに、相方が食べるのが僕より早かったくらい(笑)
・シャンパンのグラニテ、グレープフルーツ
・マンゴーのソルベ
口の中が南仏ですわ。
・仔羊、ポルト酒とタイム、ビーツのソース、フォアグラの泡、カルパッチャ
羊の焼き加減自体はかなりレアな感じで、本来僕の好みじゃないんですが、
どうもココに来るとそういう細かなことが、どうでも良くなっちゃうんですよねぇ。
僕たちお客がしっかりしなければ、確実に味覚の世界が崩壊するというのに。
まったく困ったものです(まっがーれ風・笑)
僕がそもそも羊好きだってのもあるんですけど、
やっぱ羊にはタイムですよねぇ。それにポルト酒のコンビがたまらんです。
さらにフォアグラの泡で、適度にリッチさを足すことで、最高のソースに。
レンコンの後ろに隠れてるのがパルメジャーノなどで作ったカルパッチャ。
フランとかみたいな食感で、なかなか面白い付け合せです。
・ホワイトチョコレートのムースとブルーチーズのピュレ、
フランボワーズソースを忍ばせて
一応、種類としてはチーズ料理になるらしいです。
円錐型のホワイトチョコムースを割ると、
中からフランボワーズの酸味がきいたソースが流出事件。
これと、意外なほど、ホントに意外なほどブルーチーズが合うのです。
相方と目を合わせてビックリ。まったく困っ(ry
この魚からチーズあたりが、セニア独特の料理という感じが強い。
変わった組み合わせとか、ありふれた組み合わせの両方でハッとさせられます。
・ブラッドオレンジのジュレ、ココナッツミルクのタピオカ?にマスタード
オレンジはいいとして、さすがにマスタードが多すぎて。
そもそも、僕があんまりマスタード好きじゃないってのもありますが。
(最初に苦手なものとして言うのを忘れてました)
これがほんの少しであれば、オレンジの酸味や甘さを
上手く強調してくれたんだと思いますが、ちょいとバランスがキツかったです。
・苺とサングリアのムース、苺と黒胡椒のソルベ、抹茶のチュイル(相方チョイス)
ムースもちゃんとおいしいし、ソルベがまたうまい!
黒胡椒が先ほどのマスタードと違って、うまく甘みを引き出してます。
・クリームブリュレ、アイリッシュクリーム?のアイス(僕チョイス)
・プティフールとか、もうワケわかんない(笑)
マカロンとかプチシューとか、まぁ、ウォーリー探すつもりで探してください。
いつもデビッドは終わりごろに「オナカイッパイ?」って聞いてくれるんだけど、
どちらかというと胸がいっぱいになりそうなくらい、濃密な時間でした。
カウンターはカウンターの楽しみがあるし、テーブルはテーブルで落ち着くし。
料理単体で見ても、今回の料理は特に
セニア自身が気に入ってるというのもよく分かります。
そこかしこに素材の組み合わせによる驚きがあり、テーブル席にも関わらず
これまでで一番、「デビッド・セニア」を感じられました。
これはデビッドへの、パリ土産。
レーズンあんまり好きじゃないけど、美味しいですよねぇ。
オマケにもう一つお土産。
で、こっちはアリボ。
フランス人なら誰でも子供の頃に食べたもの、らしい。
日本で言うと「うまい棒」みたいな存在?
単なる駄菓子ですし、当然、味がおいしいわけはないのですが、
デビッド曰く、「おいしかったという思い出があるんだよ」だそう。
食べ物の思い出ってそういうものですよね♪
もうひとつ、キャランバーという駄菓子もあるんですが、
その話をするとデビッドとケヴィンのフランス人だけが激しく反応(笑)
確かに、子供のころの思い出って無駄に盛り上がりますよねぇ。
サービスもいい感じだったので、春の料理も楽しみ。
HPにも載せてますが、クッキング講習+コースとかも楽しそう♪
| 店データ |
| 店名:デビッド・セニア >>HP |
| 住所:大阪市北区西天満4-11-5 梅新イーストホテルB1F >>地図 |
| アクセス:地下鉄東梅田駅から徒歩10分 |
| 電話:06-6367-5088 |
ササッと挨拶でも済ませて帰ろうとしたんだけど、そうは彼が卸さない(笑)
とりあえず、ちょうど空いたところのカウンター席へ一人で。この日も満席です。
隣の女性がたは東京から来られたらしく、いろいろとお話しながら。
デビッドが「ケスク◎※△○×マンジェ?」って聞くから、
ああ、たぶん「何食べる?」って聞いてんだなと思って「ビヤンド(肉)!」と(笑)
ちょうどさっきは魚だけだったしね♪
・肉
え~何の肉だったっけ。牛? だいぶ前なので忘れました。しっとりと焼かれてて旨い!
栗や紫芋のチップも添えられ、さらに上からトリュフ・トリュフ・トリュフ!
それほどトリュフ好きでもないんだけど(セップの方が好き)、
ここのキノコエキスたっぷりのソースには合いますね。
ワインはデビッド&美人ソムリエールおすすめの赤でした♪(銘柄忘れた←またか)
・デセール
チョコレートムースとコーヒーのアイス。
ちょうど隣の女性も食べられてて、デビッドに「オイシイ?」って聞かれてたので、
「ココで『おいしい』って答えたら際限なく出てきますよ(笑)」って注意してみたり。
案の定、3つくらい食べてて、苦しそうでした♪
でも、ここのデザートやっぱりおいしいな~。
・プティフール
いや、さすがにおなかいっぱい。ほぼ持ち帰って相方と分け分けしていただきました♪
しかしこの皿って家にあっても使い道なさそうですね(笑)
ちなみにもうすぐクリスマスですが、今年は余裕を持って2部制にはしないそうです。
どこのフレンチでも2部制にするのに珍しい...。
個人的にはフレンチの需要が集中するシーズンですから、
必ずしも2部制に反対ではないのですが、行った方(行けた方)には嬉しいですよね。
公式サイトにも、もうすぐ上がる予定ですが、
クリスマスをエキサイティングに楽しみたい方はぜひ♪
| 店データ |
| 店名:デビッド・セニア >>HP |
| 住所:大阪市北区西天満4-11-5 梅新イーストホテルB1F >>地図 |
| アクセス:地下鉄東梅田駅から徒歩10分 |
| 電話:06-6367-5088 |
そういえばカウンターは初めて。
まだラボもない頃、HPの撮影をしつつタイマンで彼の料理を食べた身としては、
ある意味いまさら、という感じもしてました。
何せ、デビッド・セニアの言うことなすことは突拍子もない。
皿は皿じゃなくなるし、皿でないものが皿になる。
ダミアンはじめ、スタッフはホント大変です(笑)
とりあえずデビッドには最初にあいさつしてバイバ~イ。
いや~正直ずっといるんじゃなくて良かった。
ほら、彼がずっといるとサービス精神旺盛すぎるから(笑)
変に知り合いなこともあるから余計に、ね。
・パン
・トマトのガスパチョにブランダード、ひよこ豆、玉葱のピッツァ
フランスで食べたのは、この10倍くらい荒いけど、やっぱ滑らかなのも良いですねぇ。
ガスパチョの味は、やわらかな酸味のつけ方が『サレペペ』に似てる気がしました。
早くも期待の持てる一品。
・甘エビとセミドライトマト、パン生地
忘れちゃいましたけど、トマトの酸味やキャビアの塩と合うクリーム。
印象としてはちょっとまとまりすぎてる感じもあるけど、面白い組み合わせ。
(矛盾? いや、この矛盾こそがセニアっぽいってことです)
・カボチャのスープにアワビ、枝豆 白とうもろこしのピュレ トマトのソルベ クレソンの泡
そして料理はこの日の一番お気に入り。色のドギツさもすごいけど、味もすごい。
それぞれの味も食感も、主張が強いのに素晴らしい一体感。
トマトのソルベは、その冷たさがトマトよりトマトらしく、
枝豆のサクッとした食感が、カボチャのまったり感の過剰を遮ってアクセントに。
いいね~これこそデビッド・セニアですよ。
・加茂茄子、金目鯛、すもも、焦がしバターとアーモンド、レモンバームのソース
せっかくカウンターでまだ隣の人も来てなかったので、コマ送りでどうぞ。
香ばしさがたまらないソース。淡白な鯛に酸味の強いすももってのがフランス感覚。
確かに、フルーツソースってありますからねぇ。
でも、やっぱり他のフレンチでは白身に酸味って、あんまり見かけませんよね。
・青リンゴとカシスのグラニテ
これ、不思議です。何がって、味が梅(笑)。
でも、相方も同じこと言ってましたから、間違いない。
といっても、梅を加えている訳ではないらしく...。
いや、ひょっとしたら勝手に誰かさんが入れてるかもしれませんが(笑)
梅とか日本のもの、彼は好きですしねぇ。
それとも、青りんごの甘みとカシスの酸味を足すと梅っぽくなるんでしょうか?
誰か実験してみてください♪
・仔羊、セップ茸、デュクセル、セップのソース、金針菜
でもコレ、肉料理っていうよりキノコ料理ですね。
セップ至上主義者としては、ソースかけるときのセップの香りがたまらんです。
大きなフレッシュセップも乗ってるしデュクセルも美味いし、
キノコ好きには最高の一皿でしょう。もう秋ですね~。
・エポワス、オッソ・イラティ
さすがフランス人。チーズにはうるさいのか、種類は少ないけど状態良し。
特にエポワスはちょうど良い頃合でした。
・メロンのゼリーなど
・マンゴーとカシスのソルベ&ビスキュイ
試験管の中も、これだけポップだと化学っぽさがないもんですねぇ。
相方がかなり気に入ったみたいで、翌日に東京の某パティスリーに
行こうとしてたのを「ココでいいじゃん」ってやめてしまったほど(笑)
・塩キャラメルのガトー、コーヒーのアイス
味もしっかりしてて良いバランス。またグラスに入ったデザートが美味いんだ。
ニースで食べたジェラートに近い濃厚さと旨みに、エスプレッソをかけるんです。
で、食べ終わった頃にデビッド登場2回目。
「アイス、オイシイ?」って言うから「おいしい!」って言うと、もう1個入れやがった(笑)
少食の人は、迂闊に「おいしい」と彼に言ってはいけません。
でも二つ目でもまた美味しい・・・。何でしょ。この素晴らしさ。
・ハーブティー
「じゃあ、食後はこれをハーブティーにしましょうか?」と嬉しいサジェスチョン。
しかし、ふんだんに入れてくれましたね(笑)
で、こっからオマケ。前菜とかに使われてるパーツをつまみ食い。
・マグロと海苔とイチヂク
何回も行ったり来たり...すごいバイタリティですねぇ。
こうして見てると、確かに彼が来ると店内の雰囲気は一変します。
ピンと張り詰めるというか、すべてをぶち壊すというか...。
京極シリーズ読んでる人なら分かると思うけど、榎木津が登場する感じ?(笑)
ああ、ここは「デビッド・セニア」なんだな~と痛感。
おなかいっぱいなので、マカロンを持ち帰りさせていただきました。
彼と違い、僕のセンスではこの盛り付けが限界です...。
久しぶりの訪問、そして初めてのカウンターでしたが、思いのほか良くなってました。
ウチの相方なんて、「あそこは疲れるから...」と渋ってたのですが、
帰りには思いのほか満足して帰ってましたし。
ちゃんと「レストラン」になってた!って二人してびっくり(←それもどうよ・笑)
サービスに関してもおしぼりの出し方にも気遣いだしたようで、
折を見て何回か出したりとか。
デビッドがちゃんと顔を出すのもそうだし、ひとつひとつの行動に、以前と違う、
お客さんの方を向いてる気がしました。
確かに高級店のサービスとは違いますが、
そもそもこの店って高級店なのか?と僕は思ってます。
もちろん、大阪では高額店ではあるんですけども、ここは『ラ・ベ』じゃない。
ある意味、対極的な存在で、ワイワイ楽しく食べる店だと思う。
ドレスコードはないし、厳かな雰囲気でもないけれどドレスが似合うお店。
ただ、彼の料理は少し難解ではあるかもしれません。
僕にとってはプロヴァンスやニースで食べたものに一番近いから、
そこにある程度カテゴライズすることで楽しく味わえるんですけども。
でも、南仏を知らない人で、なおかつフランス料理にある程度詳しい人は、
彼の料理は「何コレ?」と感じられてしまうでしょう。
それは、あまりにも既存のフレンチの枠組みと違うから。まあ、その辺は好みですね。
だから、人によっては彼の料理を捉えきれないかもしれません。
それでも彼は彼のやること、やりたいことを変えないだろうし、
また僕も変えて欲しくないと思っています。
足りないところも多い人だけど、それを補って余りありすぎる才能の持ち主。
だから、彼にはいつも侮蔑と尊敬の念、両方を込めて
「あんたは狂ってるけど、狂ってるから天才だ」
と言ってます。僕が唯一、天才と認める料理人、それがデビッド・セニアです。
| 店データ |
| 店名:デビッド・セニア >>HP |
| 住所:大阪市北区西天満4-11-5 梅新イーストホテルB1F >>地図 |
| アクセス:地下鉄東梅田駅から徒歩10分 |
| 電話:06-6367-5088 |
料理はアミューズ+前菜+パスタ+魚料理+デザート。料理名はすべて適当です。まずはアミューズにエスカルゴとフォアグラを挟んだプチパンにトリュフを添えて。見たまま、聞いたままの味を想像していただければ良いかと。エスカルゴのプチッとした旨みを、同時に口に入れたパンが吸い込み、それを噛むとまた旨みがじゅわっとしみ出る。トリュフがこの値段にしては意外と薫り高かったのも印象的でした。
前菜はホワイトアスパラのパン粉付け焼きと才巻エビにイクラを飾って 柚子を加えたマヨネーズのソース。前回も食べたこのマヨネーズソース、酸味がきいていてとてもさわやかな風味。マヨネーズ嫌いにも関わらず、コレは大好きです。アスパラは半分だけパン粉がついていて、何か面白いですね。食べるとき剥がれちゃいましたが(笑) いくらもたっぷりで、本当にいろいろ楽しませてくれます。
パスタはキノコのリゾット ジュ・ド・ブッフ。おーなんだかイタリアンな感じ。こちらは純粋なフレンチではなく、「キュイジーヌ・メディタレニアン(地中海料理)」。ニース出身のセニアシェフらしく、フレンチとイタリアンのいいとこ取りをしています。このリゾットも本当に美味。キノコ大好きの僕としては、これだけふんだんに使われた肉厚なキノコたちとその風味、さらに牛のダシで仕上げられたら、もうたまりません。
メインは真鯛のソテーにベルーガキャビア、レンコンのチップス、有機野菜をたっぷり添えて エビのビスクソースとトマトのジュのソース。ビジュアルにやられました。もう魚料理だか何だかわかりません(笑) 中心の鯛は意外なほど、ふるふるとした火通し。繊細です。その奥にはマッシュポテトとレンコンチップ、そしてキャビア。手前にはたくさんの有機野菜。ソースは左がエビ、右がトマト。特にトマトのソースが良いですねぇ。前回の魚のシトロンソース同様に、酸味の使い方は特にすばらしい。イマイチ魚料理だったのかどうかわかりませんが、一皿全体としてすばらしいクリエイティビティと完成度を誇ります。
デザートはブランマンジェ パッションフルーツのソース チョコと蜂蜜のフィナンシェ。先日と一緒なのかな? 見た目には同じですけど...なぜかこの日はもっとおいしく感じました。ブランマンジェがより滑らか&まろやかだったから? パッションフルーツの酸味がより強かったから? いずれにせよ、よりコントラストがはっきりしていて、食べていて「ああ、こう食べて欲しいんだな」というメッセージが伝わってくる、こちらも最高のデザートでした。あ、もちろんフィナンシェも美味。蜂蜜でしっとりしていて、やわらかめのフィナンシェです。ひとつはチョコレートソースがかかっています。
帰りには焼きたてサブレもいただきました。料理はもう最高と言うしかないです。それだけのパワーがあります。並の料理では太刀打ちできません。出てきた瞬間に、その違いを見せ付けられるかのようにクリエイティブなビジュアル。素材のひとつひとつが主張し、ソースのひとつひとつが主張し、しかし皿全体としてまとまってないのにまとまっている。そんな矛盾を抱え、「○○と○○は好相性」といった論理すら飛び越えたおいしさです。これがパワーというものでしょうね。
それにしても、あまりにも変化球なレストランですねぇ。サービスは日本語の通じる方が少ないし(今回は1名増えて2名でした)、手品師はいるし(笑) レストランが「癒すところ」だとすれば、この『デビッド・セニア』はある意味対極にある存在。一通り食べて、家に帰ってきた頃にはむしろ疲れているかも。結局、一番近い感覚はライブハウス。疲れながらも「楽しかった~」という、あの爽快さ。パワフルなセニア・ライブを楽しみ、「おいしかった~。そして楽しかった~」とため息交じりに声が出る。レストランというよりも、ここは本当にライブハウスなのだと思います。
| 店データ |
| 店名:デビッド・セニア >>HP |
| 住所:大阪市北区西天満4-11-5 梅新イーストホテルB1F >>地図 |
| アクセス:地下鉄東梅田駅から徒歩10分 |
| 電話:06-6367-5088 |
ザ・リッツカールトン大阪の『ラ・ベ』で6年間料理長を務めた、David Senia(デヴィッド・セニア)氏がオーナーシェフとして腕を振るうレストラン。店内はフランス語が飛び交い、エキゾチック。料理は美しく盛り付けられ、さすがに美味。10000円のカウンターでいただくコースがこの店の醍醐味ですが、この日はテーブル席でのコースを2種類いただきました。
詳しくは、オールアバウトの『
| 店データ |
| 店名:デビッド・セニア >>HP |
| 住所:大阪市北区西天満4-11-5 梅新イーストホテルB1F >>地図 |
| アクセス:地下鉄東梅田駅から徒歩10分 |
| 電話:06-6367-5088 |






