レ・ブキニスト(Les Bookinistes)(フレンチ・パリ)

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■三ツ星シェフのセカンド店です

ギィ・サボワ。パリで、アラン・デュカスに次いで、多くのセカンド店を持つ三ツ星シェフです。『Mon Vieil Ami』を含め、いまや多くの三ツ星レストランがセカンド店を出店していますが、ここはその走りといえます。出店当時のシェフは、すぐ隣の『Ze Kitchen Galerie( ズ・キッチン・ギャルリエ)』 に移動していますが、両店とも評判は高いようです。2006年度版ゴー・ミヨーでは13点。

セーヌ川沿いの古本屋(ブキニスト)の名を冠したこのお店は、モダンなレストラン。大きなガラスで採光の良い店内は明るい雰囲気です。通りがかったときに直接予約し、ランチに2人で訪問です。

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■ムニュがない!

しかし、席について付きだしのオリーブが出され、メニューを決めようとしたときに、いきなり事件発生。予約の際に聞いたときには、28ユーロのムニュ・デジュネがあると言ったのに、サービスに聞いたら「今日はありません」。これにはビックリ。去年まで祝日だった日なので、ウィークデイランチはないみたいなのです。まあ、でもせっかく来たし、前菜+メインだけ食べようということにし、サジェスチョン・ムニュとアラカルトから取ることに。うーん、当日に聞いてるんだから、ちゃんと説明して欲しかったなー。もしかしたら、僕が聞き取れてなかっただけかもしれませんが。ちなみに、メニューを悩んでたら、日本語メニューが出てきました。別にフランス語で悩んでいたわけではなく、純粋にどれにするか悩んでたんですけどね...。しかもこの日本語メニュー、翻訳がかなり間違ってる。「tartare」を「タルト」と書いてたりしますし(笑) そんなこんなで、2人で合計4品です。

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●Asperges verts a l'oeuf mollet<<lomo iberico>> et vinqigrette d'herbes
半熟卵を添えたグリーンアスパラガス、イベリコハムとハーブのドレッシング和え 16ユーロ
●Tartare de bar a la coriandre,sorbet carotte-ginge,bre,gelee fumee
コリアンダー入りスズキのタルタル、ニンジンと生姜のシャーベットとゼリー添え 16.5ユーロ
●Brandade de lieu aux herbes,Aigle bar a la plancha
ハーブの香りづけをしたタラのブランダード、にんにくで香りづけしたスズキのア・ラ・プランチャ 18ユーロ
●Paleron de boeuf en salade de legumes croquants
牛肩ロース肉と野菜のクロカンサラダ 18ユーロ

■軽めの料理です

このお店の料理は軽めの味付けという評判です。でも、それはあくまでフランスの他のお店と比べて、ということ。むしろ、食べてみて僕が感じたのは「日本のおいしいフレンチの味がする」でした。

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前菜はアスパラとイベリコハムをチョイス。卵は目の前でナイフを入れて割ります。フランスでは、こういうパフォーマンスをよく見かけました。味はかなりおいしかったです。ハムは火を入れてあり、カリッとしていますが、うまみがしっかり。アスパラやドレッシングも上々。にんにくがきかせてあるのもいいですね。もう一つ前菜、タルタルの方も少しもらいましたが、盛りの美しさにまけず、おいしい。日本のフレンチからしたら、しっかりとした味付けな気もします。少なくとも、うまみはしっかりありました。神戸の『ルセット』にもつぶ貝のタルタルがありましたが、それと同じくらいおいしいです。逆に言ってしまえば、わざわざフランスまで行って食べるほどではない、ということになってしまうのですけども。

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メインはタラをチョイス。割と大きめの切身に、ブランダード。こちらもしっかりとしたニンニク風味。にんにく大好きの僕としては、かなり好みの味です。皿もかわいいし。でも、やっぱりどこか日本のフレンチっぽいんですよね。前日に『Mon vieil Ami』でたっぷり過ぎるマッシュポテトを食べた身には、どこか懐かしく感じました。

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牛肉の方は半温製なのかな? 熱々ではなく、ちょっと温かいくらい。一枚一枚は薄めですが、枚数が結構多いので、もらってしまいましたが、こちらもなかなか美味。でも、やっぱり日本のフレンチっぽい軽さなんです。

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デザートはなしで、コーヒーを飲みました。ショコラが1枚ついてきたのは、けっこう嬉しかったです。隣のテーブルがサジェスチョン・ムニュの"レモンのフォンダンショコラ、バニラアイス添え、8ユーロ"を頼んでいましたが、どう見てもチョコのテリーヌでした。

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■このために来るほどではないが...。

サービスは、冒頭の事件を除いてもやや不足感があります。割と黙々とサービスをする感じ。レストランだったら、もう少し上のサービスが欲しいですね。客層は英語を話す人が半分以上。ほかに日本人も一組いました。ここのためにパリに来る、というほどではないですが、日本人にとっては食べやすい味ですので、フランス料理の重さに疲れたときに来ると良いと思います。支払いは上記に4.4ユーロのミネラルウォーターを足して79.3ユーロ(約11500円)。

店データ
店名:レ・ブキニスト(Les Bookinistes) >>HP
住所:53 quai des Grands Augustins 75006 Paris >>地図
アクセス:パリ6区 セーヌ川沿い
電話:+33 1 43 25 45 94


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