エチョラ(スペイン料理・本町)

女子会(笑)でお泊りの相方とセントレジスホテルで合流し、
ディナーはバスク料理の『エチョラ』へ。
前回、ランチで行って僕はもちろん、珍しく相方が気に入ったので、
今度はディナーに5人で訪問です。
そういえば、前もセントレジスに泊まった後のランチだったっけ。
セントレジス⇒エチョラは、何となくセットな感じです。

基本的にディナーはアラカルトのお店なのですが、
前日までの予約でコースもあるとのこと。
5人でアラカルトというのもしんどいので、コースをお願いしておきました。

・チャコリ

20111105etxola01.jpgバスクの名物ということ、この注ぐのが見てみたかったので、初めてのチャコリ。
酸味が強いワインなので、あまり好みではなかったですが、
イケメン店主が「相棒」の右京さんの紅茶のごとく、華麗に注ぐ様に、
同行の女子4人のテンションもage↑でした(笑)


・ピエール・オテイザの生ハム

20111105etxola02.jpg最近よく見る、ピエールさんのハム。肉の赤さが際立つハムですね。
個人的には、もう少し温度が高い方が、おいしいと思う。


・長崎産ヨコワのタルタル

20111105etxola03.jpgフレンチかと思う外見ですね。まあ、バスクとは隣というか、一部は重なりますし。
アボカド、玉ねぎとヨコワが相性悪いはずもなく、食感までバッチリ。


・明石産茹でタコとタラから取れたピルピルオイル

20111105etxola04.jpg当然のことではあるのですが、タコがとても柔らかい!
生ではないのに、こんなに柔らかく茹でるのって、単純だけど素人には難しいよな~。
また、ソースは味はフレンチで言うブランダードに近い味なのですが、
そのエキス、油を乳化させて口当たりを柔らかく、それでいてコクのあるソース。

フレンチとはまったく違うのだけれど、とてもおいしい、楽しめる一皿でした。


・長崎産剣先イカのごはん

20111105etxola05.jpgこの日の料理、すべてにおいてとても満足度が高かったのですが、
その中でもピカイチだったのはこのご飯。
そういえば、前回ランチに来たときも、きのこご飯がとても美味しかったのです。

やや強めの塩で、しっかりした味付けなのですが、
そこに合わせられた、ご飯の上にあるイカの甘いこと甘いこと!
この組み合わせがとてつもないコクを生み出すのですが、
油によるコクとは違うので、くどくなってないこともスゴイのです。
これまでリゾットNo.1は『ヴァリエ』でしたが、それに迫る素晴らしいものです。


・島根産ヒラメの炭火焼と魚介のスープ

20111105etxola06.jpg大きな、そして肉厚のヒラメは、それはそれは見事な食材。
ふんわりと火を入れ、さらにオマール海老のスープ...
まあ、量的にはソースくらいですが、を添えた、僕得な料理。
オマールのソースって、本当においしすぎ。

この皿もバスクっぽくて、お店のコンセプト的にも素晴らしい料理です。
しかし、この辺りでかなりおなかいっぱいに...。


・旭川産エゾ鹿の炭火焼

20111105etxola07.jpgおなかいっぱいのところにやってきたのが、このボリュームの鹿!!!
久しぶりにこのポーションの肉を見たかも。
オープンキッチンで切り分けられる、大きな塊。
でも、まさか一人分もこんなにあるとは(笑)
最近の洗練という御旗の下、どんどんちんまりしていくフランス料理より、
こういう地方の料理の方がよほどフレンチらしいのかもしれませんね。

火入れも見事で、添えられている黒いものは、墨を練りこんだ塩。
鹿本来の味を楽しめておいしかったのですが、僕はやはりソースがたっぷりの
フレンチが好きということも同時に実感してしまいました。
個人的に、鹿と鴨は炭火焼より、しっかりフォンとバターのきいたソースが好き。

でも、これはこれでおいしかったので、はちきれんばかりの腹具合にも関わらず、
全部...どころか、他の子の分も平らげてしまいました(笑)


・デザート盛り合わせ

20111105etxola08.jpgここはバスク料理という地方料理。
地方料理・・・というか、フランス以外の料理はどうしても、
デザートにおいて極端に劣ると思う。
もちろん、これは味という意味ではなくバリエーションという意味において、だけど。

それでも、ここのデザートはすごく頑張ってる。
出てきたチョコレートのテリーヌ、リオレ、カタラーナ、フルーツ、
そのどれもが地方の素朴な温かさを持ちながら、
味に淀みのない、凝縮された味わいを持っているのです。
特にチョコレートのテリーヌは、ここが地方料理であることを忘れるような、
濃厚さとなめらかな食感で、記憶に残るものでした。


料理の質、コストパフォーマンス、そしてサービスのイケメン(?)など、
どれをとっても素晴らしい夜でありました。そりゃ満席にもなるってものです。

ひとつひとつの料理だけでなく、全体の流れも良く、
塩味ひとつとってもギリギリのところを見極め、緩急をつけてくる。
また、味の組み合わせの妙や満腹感は、最近のフレンチよりもよほどフレンチらしく、
味の奥行きも上質なコンソメのような陶酔感があります。

途中、何となくなんですが福島時代の『ヴァリエ』を思い出してました。
もちろん、いまのグランメゾンとなった『ヴァリエ』も唯一無二で大好きなのですが、
福島時代のあのどこか力が入りすぎてない感じも好きだったので。

料理もサービスもしっかりレストランなんだけど、適度に騒がしく、和やかな雰囲気。
テーブル同士がそう離れてなくて、お客さんみんなが楽しんでるのが肌に伝わる。
こういう「ちょうどいいレストラン」って、なかなか見つからないんですよね。
間違いなくまたランチ・ディナー共にリピートする一軒となりました。
やっぱそのときもセントレジス?(笑)

店データ
店名:エチョラ(スペイン料理・本町) >>HP
住所:大阪市西区靱本町1-4-2 >>地図
アクセス:地下鉄四つ橋線・本町駅から徒歩5分
電話:06-6136-3824



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明けましておめでとうございます。
今年もみなさま、そして僕に素敵な口福が訪れますよう♪
さて、今年の一件目の記事は、昨年訪れたバスク料理の『エチョラ』から。

美食の街として有名なサンセバを抱えるスペイン、バスク。
「西洋」でも「スペイン」でもなく、この「バスク」の料理にフォーカスした
レストランがオープンしたのは昨年の夏。

「できるからやる」ではなく、できることの中でもウリになるポイントを絞り、
コンセプトとして掲げるという考え方が今っぽいな~。
そんな理由もあって、一応名前を覚えていたのですが、
セントレジスホテルのC/O後にどこかランチに行こうということで、こちらへ。

20101213etxola01.jpg正直、スペイン料理というとバルのイメージが強いものですから、
割と気軽な気分で行ったのですが、カウンターこそあるものの
バスクリネンのテーブルクロスもあり、思いのほかレストランっぽい。

ランチは1,000円と2,500円。両方いけますかと聞いたところOKの返事。
それでは、ということでお願いしました。
まずは1,000円ランチから。


・安納芋のスープ

20101213etxola02.jpgまあ、普通のスープです。やや薄めですが、おいしかった。


・国産豚肩ロースのエスペレット風

20101213etxola03.jpg個人的に、2,500円のコース含め、この日食べた中で一番おいしかった。
ふわりと火が入り、写真だとちょっと固そうに見えますが、とても柔らかい。
何より、味付けの唐辛子を始めとした香辛料の使い方にセンスを感じました。
フレンチとはまた違うおいしさ、ここにあり、です。


さて、続いて2,500円のランチコース。

・タコのマリネ

20101213etxola04.jpg本来は牡蠣のマリネだったのですが、
何せウチの会社はこの時期は牡蠣を食べることを禁じられているので...。
牡蠣NGと言ったところ、こちらに変えていただきました。

タコのやわらかさ、少しピリッとした味付け共に文句ナシ。


・カマスのテリーヌ

20101213etxola05.jpgジュレ寄せにされた、あっさりとしたテリーヌ。
淡白な魚に合わせて、ジュレもあっさりめでしっくりきてます。
ソース、何だったかな・・・。ちょっと忘れてしまいましたが、
アクセントにちょうど良く、それでいてジュレの味を邪魔しない味と量。
これもセンスの良さを感じます。


・きのこご飯

20101213etxola06.jpg見たままのしっかりした味。
こういうの食べると、ホントどんぶりで食べたくなりますねぇ(笑)


・羊の煮込み

20101213etxola07.jpg大好きな羊♪
やや臭みが残っていて、苦手な人は苦手かも...ですが、
ウチの二人的にはちょうど良い感じ。

ホロホロと崩れる、やわらかな羊にじゃがいも。
しかし、フランス料理に限らずですが、
ほんとジャガイモはヨーロッパ全土に普及していますねぇ。


・デザート

20101213etxola08.jpgキウイのシャーベット、チョコレートケーキ、マドレーヌ、お米のミルク煮

どれもキッチリと作られた主張するものであると同時に、
フランスともちょっと違ったスイーツたち。

一気に増えすぎた感のあるフランス料理でも、
すでに飽和状態を迎えつつあるスペイン料理でもなく、的を絞ったバスク料理。
こういう、ある種の時代を捉えた感のある店は、やはり勢いがありますね。

料理も良かったのですが、もう一つ良かったのが、男性のサービス。
どうやらオーナー?らしいのですが、一見クールそうに見えて、
椅子の引き方やお客さんへの案内の仕方などの所作や心遣いから、
サービスのプロとしてのレベルの高さが伝わってくる。
逆に、女性の方は金額間違えたり笑顔もイマイチだったのが残念でしたが(笑)
それを補って余りある、男性のレベルの高さが面白かった。

このお店、僕もまた行ってみたいと思っているのですが、
なんとウチには珍しく、相方がずいぶんお気に入りになりました。
という訳で、再訪は必至、ですね。

けしてオーナーがイケメンだからではないハズ(笑)

店データ
店名:エチョラ(スペイン料理・本町) >>HP
住所:大阪市西区靱本町1-4-2 >>地図
アクセス:地下鉄四つ橋線・本町駅から徒歩5分
電話:06-6136-3824


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