ル・プロコープ(Le Procope)(フレンチ・フランス)
デパートのボン・マルシェでお土産&翌日の朝食を買い込み、この日の夕食は『Le Procope(ル・プロコープ)』。世界最古のカフェをその前身としています。1686年にシチリア人のプロコープ氏が開いたカフェは、現在ブラッスリーとして営業中。この日は、パリ最古の三ツ星『タイユヴァン』でランチ、パリ最古のカフェでディナーという、パリの食の歴史を味わう一日となりました。
2階へと続くエントランスを抜けて席に着くと、周りのお客はフランス人ばっかり。隣の品の良い老婦人に「フランス語しゃべれる?」って聞かれたけど、「ジュ・ヌ・パルレ・パ・フランセ(私フランス語わかりません)」としか答えられませんでした。パリの人は割と英語喋れる人が多いのですが、ここは両隣ともフランス語しかしゃべれないようでした。店内はもちろんフランス語ばかり。そして騒がしい。んーパリに来た、という感じですねぇ。
それにしても、こちらの内装はすごい。エントランスの階段からもう、すごいところに来たなーと思います。赤を基調としたお店の中は歴史を感じさせる調度品にあふれています。あのナポレオンも来て、コーヒー代のツケに帽子を置いていったというからすごい。今回は料理を楽しむというより、この内装を楽しみにして来ました。
料理はアラカルトのメニューも多く、ムニュは19ユーロでアントレ(前菜)+プラ(メイン)orデザート、24ユーロで3皿、その上に3皿30ユーロのムニュがあります。この日は昼にたらふく食べたので、一番軽い19ユーロのムニュに。それぞれ3種類くらいから選べるプリフィクスになっています。
●lE'ntree du Jour(今日のアントレ、サーモンとそのツナのグリーンサラダ)
●Caponata de Legumes a la Sicilienne(野菜のカポナータ シチリア風)
前菜は「今日のアントレ」。要するにサラダです。マヨネーズソースのようなものがかかっていて、サーモンの切り身と、ツナが乗ってます。どちらもたっぷりで食べ応えは十分。味は見たまんまです。カポナータは炒め煮ですね。トマト煮にしてあるので、味はラタトゥイユのような感じです。ありふれた味ですが、おいしいです。
●Lasagnes Vertes aux 2 Viandes Sauce au Vin Jaune(緑野菜と2種類の肉のラザニア 黄ワインのソース)
●Le plat du Jour(本日のプラ、2種類の魚(タラ、マグロ)のミストとフェトチーネ)
メインはラザニアを。チーズが濃くておいしい...。「上品」という言葉からは距離を置く味付けですが、この雰囲気・喧騒のお店にそんなものを望んではいません。こういうガツンとした料理を望んできたので、なおさらおいしく感じました。しかし、もう一つのメインもですが、量がたっぷり。お昼に食べ過ぎたというのもありますが、じゅうぶんおなかいっぱいです。
それにしても、デザート頼まなくて良かった...。隣のテーブルは老夫婦でしたのですが、こちらに運ばれてきたデザートを見て驚きました。おそらくピスタチオと思われる緑のソルベが、5~6個くらい山盛り...。さすがに同じ味をそれだけは食べられないですよ(笑)
客層はさわがしいフランス人、といった感じ。有名店にも関わらず、意外と英語はほとんど聞こえてきません。そして、本当にさわがしい。隣のテーブルの奥さんが灰皿を落として割っても店員が気づかないほど(笑) さすがにテーブル片付けるときにも気づいてなさそうだったので、逆に店員に教えてあげました。まあ、でもこういう騒がしさもパリっぽくていいと思います。もともとカフェですしね。歴史あるお店で、フランス語の騒がしさの中に身をゆだねるだけでも、このお店は楽しめます。
支払いは、19ユーロのムニュ×2に、ミネラルウォーター(バドワ)3.9ユーロ1本を足して、41.9ユーロ(約6200円)でした。
| 店データ |
| 店名:Le Procope(ル・プロコープ) >>HP |
| 住所:13 rue de l'Ancienne Comedie - 75006 Paris >>地図 |
| アクセス:パリ6区 |
| 電話:+33 1 40 46 79 00 |
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