キュイジーヌ ラ・シュエット(フレンチ・北新地)【閉店】

キュイジーヌ ラ・シュエット

ある晩、相方は友人と『ル・カネトン』へ。
しかもその後、『ながほり』へ行ったらしい(笑)
女子パワー、恐るべし、です。

僕はというと、北新地の『キュイジーヌ ラ・シュエット』でディナー。
シェフは『サカナザ』を経て、『ソレーイュ』でシェフを務めていた清田氏。

後者はもう3年も前に一度行ってますが、
その時はおいしいのに何だか...という印象だったのが正直なところ。
レストランかビストロか、料理はしっかりしてるのに、
その辺のコンセプトの問題だったのかななどと、
自分の経験値の少なさを棚に上げて思ったものです。

さて、新地らしいエントランスを抜けると、小ぢんまりとしたダイニングとカウンター。
ちょうど良い大きさですね。意外と明るいという点も、僕好みです。

料理は軽めのコース(5250円)を。シャンパーニュはジョゼ・ミッシェル。

・バレンティーニ社のオリーブオイルのグラスとオマール海老のブランマンジェ

20081011shuetto1.jpg
こちらのアミューズのスペシャリテらしいです。なるほど、よく練られています。
オマール海老の風味も良いですし、何よりグラスが素晴らしい。
一口食べてりんごかと思うほどの芳香。これはいきなりやられたな~と思わされます。

・ハガツオと土耕カイワレ キュウリと梨を合わせたソース

20081011shuetto2.jpg
魚は軽く炙りに。シンプルに美味いです。
キュウリのソースは、ちょっと青臭いかな。
でも、魚と合わせるとけっこういけるクチですね。

・沼津のラングスティーヌ セニョリータ(赤ピーマン)とキーウイのソース ウイキョウ

20081011shuetto3.jpg
大好きなラングスティーヌはピンポイントでミキュイにされ、ぷりっぷり。
甘さがちゃんと引き出されていて、見事な味と食感。
ソースはちと複雑というか、難解すぎるかな。
でも、この火入れだけでも十分旨い!

・剣先イカとインカの目覚め 魚の骨のダシとサフランとトマトのジュ

20081011shuetto4.jpg
これも美味い。イカのやわらかさは気持ちいいほどだし、何よりダシが良い。
このスープを吸ったジャガイモは、素材の持つ力強さと相まって、旨みを倍化させます。

・天然真鯛とキノコ 南瓜のソース、玉ねぎのムース、万願寺唐辛子のピュレ

20081011shuetto5.jpg
このコースのメインは魚。秋らしくキノコが5種類も。キノコマニアなんでしょうか(笑)
どうでもいい話ですが、昔の彼女がキノコマニアでした。それも高校生にして。

魚は出てきた瞬間においしいとわかる、ぷっくりとした繊細な火入れ。
ソースが3種類ですが、南瓜はあまり印象に残ってないかな。
いや、むしろ玉ねぎと唐辛子が余りにおいしくて、印象が強すぎたのか。
この甘さと辛味のタッグ、無敵です。

・巨峰のスープ 巨峰とピオーネ、山羊ミルクのブランマンジェ、
  オレンジクリームと紅茶のグラニテ

20081011shuetto6.jpg
かわいいパティシエールさんが作ってくれたのは、さっぱりとしたデセール。
ブランマンジェはヨーグルトのような酸味があり、スープとの相性ぴったり。
全体として、さっぱりはしているけれども、凝縮感のある一皿で、締めに良いですね。

お店が変わっているとはいえ、3年もたつと料理も変わるもんですね。
以前の『ソレーイュ』より、ずいぶん繊細な料理になったものです。
この料理が僕の好みかと言われれば、やや違うけど、
おいしいかと聞かれれば、自信を持っておいしいと答えられます。
もともと、良い腕を持っておられると思ってましたしね。

ガッツリ食べたいときには不向きだけど、
モダンフレンチ、繊細な料理が食べたい時には、うってつけでしょう。

店データ
店名:キュイジーヌ ラ・シュエット >>HP
住所:大阪市北区曽根崎新地1-1-43 第2大川ビル2F >>地図
アクセス:地下鉄東梅田駅から徒歩10分
電話:06-6345-7472


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