フルーヴ(フレンチ・梅田)
たぶん、僕はもう行くことはないでしょう。ホテルグランヴィア大阪のフレンチ『フル-ヴ』。理由は後述、まずは料理をご紹介。夜の一番安いプレジールコース(6930円 税・サ込み)です。
・ご挨拶の一皿:ハモにトマトのシャーベット、コンソメジュレのスプーン。卵とサワークリーム、生ハム
・お野菜の一皿:ヴィシソワーズ
・前菜(チョイス):ウニのスフレ、ウニのムースに???のアイスクリームのカクテルグラス![]()
・デザート:盛り合わせ(自家製木イチゴのシャーベット、パウンドケーキ、オレンジのゼリー)![]()
・プティフールはワゴンからですが、持ち帰りに(マカロン、ショコラ、フィナンシェ)![]()
さて、フレンチレストランに期待されるものの中で、他のジャンルよりはるかに高く求められるものといえば、やはり「ハレの日」感ではないでしょうか。それも3千円や4千円ではない、夜のコースが6千円以上~のお店となればなおさらです。
その意味で、ここは失格だと思います。内装は悪くないです。窓側なら夜景も見えます。料理も頑張っているとは思います。肉がせっかくの無角牛なのに塩辛く、赤身自体を味わえなかったこと以外はこんなものかな、という印象。
しかし、とにかくハレの日感に欠ける。平日の夜とはいえ、宴会モードでバカ騒ぎするオッサンの声がホール中に響いてます。さすがにイラっときて、サービスの方に「いつもこんなに騒がしいのですか?」と聞くと困ってましたが...。結局、僕がいた1時間半くらいの間、ずっとこのバカ笑い声に耐え続けました。
また、席から見える男性の服装が、みんなダサいビジネススーツの上着を脱いで白シャツ。シャツ姿って、ハレの場においては下着姿と同じですよ。レストランではあり得ない。正直、ちょっと気持ち悪くなったくらい。
これらだけなら、たまたまこの日は客筋が悪かったのかな、と無理やり自分を納得させることもできます。でも、驚いたのが食べ終わった後に、サービスの方がテーブルに爪楊枝を出したこと。ああ、こういうのが気持ち悪いオッサン客が多い原因なんだ、と思ったのです。テーブルで爪楊枝でシーハーしてるのって、とっても下品。気になるならお手洗いでやるべきだと思います。そんな気持ち悪い行為を、店がテーブルで推奨してるんです。そんなのあり得ない。
だからプティフールワゴンが出てきたときに「持ち帰りでもいいですよ」と言うので、さっさと出たかった僕は持ち帰りにしたのです...。と思ったら、プティフール3つを詰めた小さな箱をテーブルに置かれました。
「???」
どうしろと? 袋もなしに持って帰れというのです。『オーベルジュ・ド・リル ナゴヤ』が高級ブランドのような厚手のコート紙の袋に、特殊紙を使った高級感のある箱に6つ入れてくれたのと大違いです。しかも、食べちゃった分まで補充してくれたし(笑)
客がお店を作ります。
お店も客を作ります。
ぐるなびで「記念日」のサービスをうたうなら、それなりの店にしていかないと、いつまでもこの店はオッサンの宴会と、立地のいい駅上ホテルだから使う同伴カップルのみの店のままです。サービスも、そんな客に対してはまともなサービスをする気がないのでしょう。だから、余計にそんな客しか来ないんです。結果、どんどん本来のコンセプトであったはずの「ハレの日レストラン」から遠ざかるスパイラルとなっています。
飲み物入れて、ひとり1万円近くで不快な体験。味は別として、少なくとも僕はもう「記念日」の夜に、行くことはないでしょう。
| 店データ |
| 店名:フルーヴ >>HP |
| 住所:大阪市北区梅田3-1-1 ホテルグランヴィア大阪19F >>地図 |
| アクセス:JR大阪駅 徒歩1分 |
| 電話:06-6347-1437 |
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