フランス旅行2008の記事
コートダジュール旅行から、無事帰ってまいりました♪
フランス、モナコ、イタリアと、3カ国を10日間ほど旅してきました。
天候は雨も降ったりでしたが(海外で初めて雨に降られた...)、
半分以上は晴れたので、まあ良しとしましょうか。
青い海、白い砂浜、死ぬほど熱い(もう「暑い」じゃ済まされない...)太陽。
世界屈指のバカンス地というのがよくわかります。
今回はキッチンつきのレジデンスを借り、食事はほとんど自炊できたので、
現地の素材を自分で料理する機会に恵まれました。
特に、この時季の出物、ホワイトアスパラはマルシェで2回も買うほど美味。
レストランも少しだけ行きましたが、自分で料理したものの方が、勉強になりましたね。
日本との素材の違いなど、自分で料理してみて初めてわかることがたくさんです。
上の画像は、ロックブリュヌ村、標高300mから眼下に広がる地中海と岬、村の絶景。
内容は順次UPしていきます♪
さて、旅から帰ってきましたので、ぼちぼちと日記を書いていきます。
まあ、自分用の記念的意味合いがかなり強いので、
人様が見て面白いものではないかもしれませんが、ご容赦ください。
今回のフライトはKLMオランダ航空。エールフランスの方が安かったんですけど、
日程やらの都合でアムステルダム経由で行くことに。
往路の機内食は、意外とおいしかった。
和食はオークラと提携してるらしく、配る時間になると良い香りが。
洋食の方も、チキンとタリアテッレのカルボナーラが、機内食としてはイケてます。
機内食の写真はブレブレなので省略しますが、
この後に出てきたサンドイッチも含め、なぜか容器がスタイリッシュ。
さて、飛行機は13時間ほどかけて、まずはアムステルダム、スキポール空港へ。
スキポールはとても良い空港。お店も多いし、トランジットもわかりやすいし。
前回のフランクフルト空港とはえらい違い。
ここからは小さな飛行機に搭乗して行きます。
もう夕方6時なのに、日差しが強いことにヨーロッパに来たな~という感慨が湧きます。
スキポールからニース・コートダジュール空港まで2時間。
空港で出てくる荷物を受け取って行こうとすると、ゴトッ!って...。
何かひっかかる...と思ったらタイヤ取れてるし!
バスの乗り継ぎに急がなきゃいけないのに、とりあえずサービスカウンターへ行って、
相方の片言のフランス語と、僕の片言の英語で説明。
書類もすぐ発行され、翌日、カンヌにある提携店へ持ち込むことに。
意外なほどスムーズで、安心しました。
まあ、もう何年も使ってるしな~(相方が)。老朽化してたんでしょうな。
そこからバスに45分ほど揺られてアンティーブ(Antibes)へ。
今回、最初の1週間は、この街にあるレジデンス「RESIDEAL ANTIBES」に宿泊です。
中はオーブン&電子レンジ、食器洗い機、電気コンロが二口のキッチン付き。
ここで自炊しながら暮らすという、まさにバカンスのためのレジデンス。
お皿やグラス、鍋やフライパンなどもあるので、しっかり料理はできます。
フランスのくせに、ワイングラスがなかったのは許しがたいけど、
普通のフランス人はわざわざワイングラスでなんて飲まないからなんでしょうね。
さて、レジデンスで落ち着いたらもう10時。翌日はカバンの修理に
カンヌも行かなくちゃいけなくなったので、早めに寝ます...。
さて、夜が明けて、朝7時起床。
コート・ダジュール(紺碧の海岸)と呼ばれるこの地域ですが、
この日の天気は雨で、空も灰色...。気持ちもどんより。
何はともあれ、朝食と買出しです。
レジデンスから歩いて10分ほどでアンティーブの中心に到着。
まだパン屋くらいしか開いてないので、適当なお店でイートイン。
パン・オ・ショコラとクロワッサンに、カフェ・クレームをいただきましたが、
ここのクロワッサンはめちゃくちゃ美味かった。ちょっとしっとりした生地は、
しっかりと粉の風味や焼きの香りもあります。
場所はルティエールの少し上側、中華のファーストフード店みたいなのの隣です。
今回はブーランジェリーは日常的に利用してたので、
右のパンのカテゴリーには入れてません(面倒なので)。
さらにもう1軒、パン屋に寄ります。『Aux Delices Antibois』というブーランジェリー。
こちらではクロワッサンとピッツァを。クロワッサンはさっきの方が良かったけど、
このピッツァうまっ。鶏肉の入ったもので、全体のバランスが良いです。
そのあとはスーパーで買出し。
夕飯の食材や水などを買って、カバンの修理に電車でカンヌへ。
カバンをとりあえず預けて、一通りカンヌを巡っていると雨が本降りになってきたし、
することもなくなってきたので、ランチを予約しているレストランに電話。
時間を13時から12時に変えてもらい、昼食に向かいます。
さて、この日のランチは、今回の旅で唯一予約したお店。
マンドリュー・ラナプール(Mandelieu La Napoule)にある
フレンチレストラン、『ロアジス(L'Oasis)』です。
シェフはステファン・ランボー氏。
旧ホテルプラザの『ル・ランデブー』のシェフを務めた方。
現在『ロアジス』はミシュラン二ツ星を獲得しており、
『ラペティ・ロアラブッシュ』の澤柳氏や、『ヴァリエ』の高井氏、
『ラ・メゾン・ブランシュ』の加藤氏はプラザホテル時代に師事し、
『ラ・テラス』の秋吉氏はこの『ロアジス』でも修業しています。
ちなみに『デビッド・セニア』のセニア氏も、ずいぶん前にここにいたことがあるそうな。
とまあ、僕が関西で好きなフレンチを10軒あげろと言われれば、
半分くらいがこのランボー氏に関連してしまう訳です。
当然、期待特大での訪問です。
さっぱりした外観のお店を入ると、落ち着いた邸宅の風情。
そこを抜けると庭の見えるダイニングになります。もっとも、あいにくの雨ですが...。
さて、オリジナルラベル1999のグラスシャンパーニュ(17ユーロ)と共にスタートです。
・アミューズ
いろんなチップスみたいなのですね。
中にはカレー味のものなんかもありました。オリエンタル、なんですかねぇ。
ちなみに、パンにつけるのはバターではなく、サーモンのペーストみたいなもの。
少し塩が強いですが、サーモン好きとしてはなかなか面白い♪
・前菜:SOUFFLE AUX MORILLES ET FROMAGE DE COMTE
Printannière d'Asperges Blanches au Vin Jaune
モリーユ茸とコンテチーズのスフレ、黄ワイン風味の白アスパラの春
まず、絶対的に量が多いんですケド...。
いくら膨らんでるだけとはいっても、口に入れるのはこの膨らんだ量ですし。
スフレ自体の味も、おかげでちょっとピントが合ってない感じがします。
しかも、スフレだから味も単調。のっけから食べるのに苦労した料理でした。
・魚料理:DOUBLE FILET DE ROUGET GRILLE ET FLEUR DE COURGETTE SOUFFLEE
En Marinière de Langoustine Rôtie au Pistou
ヒメジのフィレ両身のグリエと花ズッキーニのスフレ、
松の実風味の海老のロティのマリニエール
うーん、これもイマイチ...。
ヒメジの火入れも強すぎるし、マリニエールのスープも、どうにも味の決め手に欠ける。
料理と庭を見ると、バリあたりを意識してる料理な気がしますね。
わざわざ「DOUBLE(ダブル)」とついてるのは半身じゃないよ、ってことですよねぇ。
そういえば、フレンチでこういう形の、開いた魚が出てくるのは珍しいですね。
これは日本に9年もいたシェフだからなのかな?
しかし、見た目の、何と言うかドギツさみたいなのが、どうも好きじゃないな~。
全体的に色が濃すぎるんですよね。コレ。
・肉料理:DEMI PIGEONNEAU FARCI FOIE GRAS ET MORILLES
En Cocotte aux Petits Pois et Riquette Sauvage
小鳩の半身 フォアグラとモリーユのファルシ、プティ・ポワと野生ルッコラのココット
ちょっと横から撮ってみました。この方が構造もよくわかるもんですな。
味は...これもなぁ...今回の料理の中ではまだ普通な方なんだけど、
どうにも鳩の火入れの強さが気になる。
ココット(というのか、コレは?)の中も、香菜のような味があり、ちょっと中華っぽい。
ここの料理は「オリエント(東洋風)」と「オキシデント(西洋風)」に分かれてて、
ちゃんとオキシデントの方から選んだハズなのに、どこかオリエントな感じで...。
たぶん、フランス人にはこれがウケるんだと思います。
でも、日本人である僕にはちょっとな~という感じ。
シェフはよく来日されてフェアなども行っているようですが、
その際の料理とは明らかに方向性が違うと思います。
もちろんそれは、客層が違うから当たり前なのですけれども。
実際、ほとんどのお客さんはラフな格好のフランス人ばかり。
星つきレストランといっても、リゾート地だとこんなもんです。
ある意味、しっかりと客に合わせて作ってるんじゃないかな、と思います。
しかし、ここからのデザートタイムは別。
・デザート:CARAVANE DE NOS TARTES, GÂTEAUX ET ENTREMETS DE SAISON
Mignardises, Petits Fours et Chocolats
ワゴンじゃなく、キャラバン。身の丈ほどもあるものが、ゴロゴロと運ばれてきます。
上からサラド・フリュイ、タルト、ムースなど、グラスものの段に分かれています。
このレストランは隣にパティスリーも併設しており、そこでも同じものが売られていますが、
そのレベルがとにかく高い。パティスリーのケーキとしてはもちろん、
これまで食べたワゴンデセールの中でも間違いなくNo.1の質と量。
・ミント風味のマカロン
・フランボワーズのグラス
・タルト・オ・ショコラ
他にもショコラムースみたいなのを食べた気がします。
ミント風味は個人的にあまり好きではないのですが、その僕をしても、
ああ、これはこういう味してるんだ、というバッチリと合った味わい。
グラスのものも、さっぱりしたイチゴとクリームのコントラストが良い。
タルト・オ・ショコラは、『パティスリー・リョーコ』に近い感じ。
良い苦味と旨み、甘みの三味一体感が素晴らしい味わいです。
他にも南イタリアのお菓子「ババ」や、エクレアっぽいもの、フルーツタルトなども。
ちなみに、隣のパティスリーで食べると一つ7ユーロくらいします。
食べすぎには注意しましょう(笑) ←じゅうぶん食べすぎだって
・プティフール
ちなみに、後ろにはギモーブが瓶ごと置かれてます。好きなだけ食えってか?
テーブルによって、マカロンだったりギモーブだったりしますが、
ここのデザートタイムのクオリティはとにかく異常。
ワゴンのデセールって、たいてい普通のものが多く、あまり印象に残らないのに、
いくらパティスリーを併設してるとはいえ、ココはレベルが高すぎます。
とはいえ、肝心の料理が好みに合わなかったのは残念。
フランス人向けに作ってるんだろうな~という感が、見た目も味もアリアリ。
また、フランス人向けの中でも、特に店名の通り「オアシス」を求める人向け。
パリのレストランなんかとは、ぜんぜん方向性の違う料理なのです。
向こうのフレンチの基準でいえば、創作料理に属するものでしょう。
いや、もちろんフランス人向けを否定する気はありません。
また、僕の味覚をフランス人に合わせる必要もないと思います。
日本には日本のフレンチがあり、各シェフたちがお客さんを楽しませようと
日々、切磋琢磨しているわけです。
味覚の差異は料理の差異でもあり、それぞれ文化として尊重されるべきものです。
でも、この「オアシス」の雰囲気で食べるのは、独特の雰囲気があって面白いですね。
サービスにもゆる~い雰囲気があって、南仏らしくて好きです。
帰りには隣のブティックの方へ。
スイーツはもうお腹一杯なので、お土産などを購入。
甘いもの以外に、パンやお酒、ペーストなんかが買えます。
ここのスイーツはとにかく絶品なので、
コートダジュールに来られた方は、こちらだけでも♪
電車やバスでのアクセスも便利なので、オススメです。
| 店データ |
| 店名:ロアジス(L'Oasis) >>HP |
| 住所:Rue J.H.Carle-06210 Mandelieu >>地図 |
| アクセス:マンドリュー・ラナプール駅から徒歩5分 |
| 電話:(+33) 4 93 49 95 52 |
ラナプール城、入りたかったけど、時間がないのでパス。
わりと古城フェチなんですよ。
さて、『ロアジス』のランチ後はカンヌへ。
修理のために預けておいたカバンを取りに行きます。
お店に到着すると綺麗に直ってる。
「ちょっと車輪が大きくなったけど、この方が使いやすいよ!HAHAHA!」
って(笑) まあ、確かにちょっと使いやすくなったような気がするケド。
さて、カバンも直ったことだし、いったんアンティーブのレジデンスへ戻ります。
もうこの時点で5時。フランスでレストランに行くと半日つぶれちゃうんですよねぇ。
うーん、これから特にできることもないよなーということで、市街地を少し散歩。
旧市街の方まで少しぶらぶら歩きます。
この風景、なんだか「デビルメイクライ」っぽいですね~(笑)
怪物が向こうから出てきそうだわ。
スーパーで買い物して夕飯は家でいただきま~す。
肉屋で牛肉をタルタルにしてもらい、家でタルタルステーキに。
副菜はホワイトアスパラを茹でて、焦がしバターソースで。
この時季に行くと、ホワイトアスパラに出会えるのが嬉しいですね~。
あとは、ブリーチーズと葉もの野菜でサラダを作ります。
いやー我ながら、なかなかうまかった。
しかしこちらのチーズやバターなど、乳製品の安さはスゴいですねぇ。
日本はバター不足だというのに、あちらではものすごく安い上に種類も多い。
どうせ持って帰れないので、惜しみなく使って料理しました。
(フレンチ関係の方、なんとなくごめんなさい...)
とりあえず、2日目はこんな感じ。何かあんまり何もしてない1日だったな~。
昨日と同じく、朝7時の目覚ましで起床。
さて、今日の天気は...やはり雨orz
事前に調べてわかっていたとはいえ、ここまで雨が続くとは...。
せっかく青い地中海を見に来たのに、まったく灰色だぜコンチクショウ。
まあ、気を取り直してとりあえず朝食。
昨日スーパーで買っておいたソーセージ。
2ユーロですって。奥さん! 安いですよね~。
これを焼いて、日本から持ち込んだ米と味噌汁。
今回の旅で米食べたのってこのときだけだな~。
代わりに、帰ってきてからすごい勢いで食べてますけど(笑)
さて、朝食も済ませたし、天気は晴れないけど観光に。
電車に乗って、ニースの向こうまで。
ヴィル・フランシュ・シュル・メールです。
映画「007 ネバーセイ・ネバーアゲイン」の舞台になった小さな港町。
青い海とカラフルな南仏の建物たちのコントラスト...のはずですが、
ザ・曇天。
いや、フランス語らしくル・曇天か?
とにかく曇り曇り。それも暗雲たち込めてるし雨は降るし、の天候。
何もかもがくすんでいやがるぜ!
まあ、一応港町としては綺麗なんですが...。天気はどうしようもないですね。
さて、ココに来た目的はこちら。
サン・ピエール教会。通称・コクトー教会と呼ばれています。
その名の通り、ジャン・コクトーが、中の壁や天井まで一面をデザインしています。
聖書の名場面(?)を描いたフレスコ画に包まれる雰囲気は独特。
写真撮影は禁止なので、画像はありませんが...
なんていうか、ぶっちゃけ「エヴァ」の世界観に見えてしまう(本当は逆なんだけど)。
まあ、アヴァンギャルドですな。うん。
ここでやる結婚式のツアーも人気らしいですね。
さて、雨のヴィル・フランシュを少し歩き回り、教会発見。
いいですねぇ。この静寂感。
さて、次の目的地は南仏の中心都市、ニース。
ここからはバスに乗ります。ずーっと丘を上がったところにあるバス停。
ちょうどクルーズ船がついたところらしく、バス停は大混雑~。
前に並んでた母娘が傘を持っていなかったようなので、1本貸してあげたり。
いや~天気のせいで気分が晴れなかったけど、いいことするとちょっと気分が晴れますね。
さて、やって来ましたニース。コートダジュールの中心都市です。
バスが到着するルティエールは暗いので、一瞬方角を見失いそう。
方位磁石を持ってた方が安心かもですね。幸い、僕は大丈夫でしたけど。
ちょうどお昼の時間だったので、まずはランチに。
ニースの食事処といえば、海側の旧市街や
メインストリート西側の歩行者天国が有名ですが、今回はまったく違うところに。
観光用でなく、地元の人が食べるものを食べてみたかったのと、
もう一つの理由でバスのロータリーからスグ北側の方へ。
目的のお店は『ブラッスリー・オリステ』。赤いテントが目立つ、庶民的なお店。
サロンドテも兼ねてるみたいで、朝と昼しかやってないらしいのです。
さて、なぜここに来たかというと、この人に会うため、というか見るため(笑)
えー関西の食べ歩き、特にフレンチ好きの方、この人、どこかで見たことありません?
彼はムシュー・セニア。
そう、『デビッド・セニア』のシェフ、デビッド・セニア氏の弟、オリヴィエ・セニア氏。
いや、そっくりっつーかもう、顔とかじゃないんですよ。
遠くから見たときのシルエットでもう、そっくりすぎ。
挨拶するとき、思わず「ボンジューブフッ!」って吹いてしまったほど(失礼)。
あわただしく動き回る様までそっくり。ご両親はさぞかし大変だっただろうな(笑)
旧市街や歩行者天国はやはり観光客向けという感じのお店が多いのですが、
さすがにここまで来るとみんな地元の人たちばっかり。あ、僕たち以外。
料理の方は、お昼のセットメニュー13.5ユーロ。
出た、フランスサイズ(笑)
そのまま切り出した大きな生ハムにたっぷりのモッツァレラ、野菜とオリーブ。
見たままの味ですが、普通は野菜不足になりがちな旅行者にとってもありがたい一皿♪
(今回は自炊してたんで、ちゃんと野菜も食べられましたけど)
またフランスサイズ(笑)
まあ、こっちは予想できましたが。
写真じゃ大きさがわかりにくいんですけど、日本なら二人でシェアを前提のポーション。
ドフィノアグラタンもたっぷりなんですが、これが異常にうまい!
いつもすぐにおなかいっぱいになるハズの相方もペロリと平らげるほど。
ちなみに、羊は明らかに相方の方に食べやすい部分をセニア氏が置いた(笑)
さすがはレディーファーストの国ですねぇ。
サイズは...もういいですよね。
デザートが6種類くらいから選べたのかな?
ガトーショコラやブリュレせなど、いわゆるビストロのデザートなんですが、
このティラミスがまたお世辞抜きに旨いんだ。
13.5ユーロだから、日本では2000円ランチってとこですかね。
でも、これはいまユーロ高で、向こうの人の感覚では本来1ユーロ=100円だから、
1500円ランチの感覚なのかも。
でも、2000円だとしても納得のランチ。
アントレ・プラ・デセールだけとはいえ、量もたっぷりだし、味も良い。
正直、セニア氏の弟を見てみたくて行ったんですが、思わぬ掘り出し物の店でした♪
しかし...笑えるほど似てるなぁ...(笑)
しかも...デビッドにオリヴィエって...兄弟揃ってメジャーな名前だw
| 店データ |
| 店名:ブラッスリー・オリステ(Brasserie Oliste) |
| 住所:16, rue Gioffredo 06000 NICE >>地図 |
| アクセス:ニース ガール・ルティエールから徒歩5分 |
| 電話:(+33) 4 93 85 45 51 |
ウチは相方がとてつもなくジェラート好きなので、まずは旧市街のジェラテリアへ。
お店は教会前のロセッティ広場にある『フェノッキオ』。
「ニースで一番有名」だそうで、1966年創業の老舗です。
ここのジェラートはかなりオススメです。
食べたのは塩バターキャラメル味とチョコレート味。
ものすごくたくさんの種類がある中で、まずは定番を選んでみました。
素晴らしいコクと苦味のバランス。量もしっかりあって大満足!
広場には椅子がたくさん置かれているので、観光の休憩にオススメです。
まあ、でもごく普通の旧市街だな~という印象だったので、海岸へ。
遠くに見えるのが有名なホテル・ネグレスコ。しかし雨ですねぇ...。
けっこう歩き回って疲れたので、トラム(路面電車)でSNCFの駅へ戻ります。
| 店データ |
| 店名:フェノッキオ(Fenocchio) >>HP |
| 住所:2 place Rossetti Nice>>地図 |
| アクセス:ニース、ガール・ルティエールより徒歩5分 |
| 電話:+33 4 93 80 72 52 |
雨降るニースから電車でアンティーブへバック。
着くころには天気は晴れ! やっと南仏の太陽が拝めました。
なんせ今回の旅のテーマは「バカンス」←バカなので大きくしてみた(笑)
この暑さがなくては何の意味もない。
やっと機嫌が直ってきた相方とともに、アンティーブをウロウロします。
アンティーブ駅がまぶしい!
だがそれがいい(笑)
晴れ間がうれしくて、写真も撮らずにひたすらアンティーブを徘徊。
いまでも思いますが、この街は本当に良い街でした。
適度な広さでスーパーもあるし、人通りも多くて安全。
スーパーもたくさんあるので買い物にも困らない。
コートダジュール旅行するのに、普通はニースに泊まる人が多いと思いますが、
僕は断然アンティーブをおすすめします。
ちなみに、フランスの街ってメリーゴーランド多いですよね~。
前に行ったアヴィニヨンにもあったし。それにしてもまぶしい...。
さて、この日のおやつは『クリスチャン・コッタール(Christian Cottard)』。
(読み方合ってんのかな?)
今回、絶対行くと決めてた、数少ないお店です。
こちらのパティシエ、クリスチャン・コッタール(Christian Cottard)氏は、
『ロアジス』やアラン・デュカスの『オテル・ド・パリ』でシェフ・パティシエを務めた方。
コート・ダジュール・パティシエ協会の会長でもあるらしく...
なぜこんな田舎町に? と思わないでもないですが、そこがまたフランスらしいですね。
買ったのはショコラのムースとタルト・シトロン、バゲット。
いや~このケーキがまた旨いんだ。
ムースはしっかりした上品なコクがあるし、タルトもちゃんとすっぱい。
このタルト・シトロンって、日本ではあんまり見かけないんですよね~。
『ラ・プラージュ』とかで見たことはあるけど・・・。
やっぱり日本ではすっぱい系より甘いものがウケるからなのかな?
個人的には好きなスイーツのひとつなので、もっと色んなところを食べてみたいです。
それにしても素晴らしいパティスリーでした。
ちなみに、後日、お店の外観を一人で撮ってたら、後ろから通りすがりに
「ここのパティスリーはおいしいよ~」と日本語で話しかけられてビビった(笑)
今回、最後の日のニース以外ではほとんど日本人に会わなかったので、
一瞬、日本語と認識できなくなってました。
あの時の方、もしココ見てたら、無視したわけじゃないんでお許しを...。
| 店データ |
| 店名:クリスチャン・コッタール(Christian Cottard) |
| 住所:49, rue République 06600 Antibes >>地図 |
| アクセス:アンティーブ市街 |
| 電話:(+33) 93 34 09 92 |
さて、アパートに戻って晩御飯の準備です。
スーパーの『インターマルシェ』で買ったブリーチーズとソシソンをサラダに。
ホント乳製品は安いな~。チーズも惜しみなく使いますよ。
近くのシャルキュトリーで買ったリエットを『パティスリー・コッタール』のパンにつけて。
パンとリエットは、それぞれ単体ではおいしいけど、
この二つはちょっと相性が悪かったな。
パンがちょっと変わった食感で、やわらかいんですよ。
お菓子っぽい歯ごたえ、というのかな。
結局、途中からは別々に食べてました(笑)
そして、本日のメインディッシュは魚。スーパーの隣にある魚屋で。
サン・ピエール...じゃなくて、テュルボかな? もう忘れました...。
これを思いっきりバター使ってソテー。
日本じゃバター不足だというときにゴメンナサイと思いつつ。
だって、フランスは乳製品はめちゃくちゃ安いんだもん。
火が入りきらない内に、フライパンをコンロから外して、余熱で火を入れます。
ヒラメとは思えないほど身が厚いので、じっくりと待ちながら他の料理を進行。
この時点で、日本とフランスの素材の違いを感じますねぇ。
魚には、茹でたジャガイモも一緒に。
このジャガイモがまた日本とぜんぜん違う!
これが今回の旅行で一番驚いたことです。
なんせみずみずしさが日本のものとまったく別物。
切るときに思わず「何コレ?」って言ったほど。
日本のじゃがいもって「ほくほく」じゃないですか。
肉じゃがなんかには向いてると思うんですけどね。
フランスのものは、人によっては水っぽく感じると思います。
でも、しっかりした味付けをするなら、こっちの方が断然おいしい。
フランス語ではリンゴのことを「pomme」といいます。
そして、じゃがいもは「pomme de terre」。直訳すると「地面のリンゴ」。
日本にいるときは、「なんでじゃがいもがリンゴやねん」と思ってましたが、
今回、フランスのじゃがいもを食べて納得しました。
色の黄色っぽさや、みずみずしさが、熟したリンゴのような質感なのです。
うーん、やはり料理を語るには自分で料理してみないと、ですねぇ。
フランス料理を語るなら、フランスで料理してみないといけない、のかも。
料理が生まれた土地の素材に触れることは大切だと、思い知りました。
レストランに行くよりも、自分で料理する方が数倍、勉強になりますね。
またフランスに行くことがあれば、自分でいろんな素材に触れてみたいな。
まだまだ勉強することはたくさんありますしね♪
朝ご飯はウインナーの残りと『クリスチャン・コッタール』のパンで。
クーラーの使い方がわからず、一晩中ついたままっぽかったせいで、体調が良くない。
相方はカーニュ・シュル・メールやらヴァンスやらへ観光に出かけたけど、
無理も良くないと思い、午前中は寝ることに。
まあ、今回のテーマはバカンスだし。あくせく観光したりせず、のんびりしようかと。
ちなみに、ヴァンスはこんな感じだったらしいです。
さて、お昼まで寝たら体調も良くなってきたし、
冷蔵庫には何もないので、昼食と買い物のため、アンティーブの旧市街へ。
昼食は歩いてて見つけた、『ラ・マルミット(La Marmite)』という小さなレストラン。
一瞬「マーマイト」を思い出したけど、店名の由来は鍋の方だと思います(笑)
イタリアっぽい感じ。メニューも魚料理が多くて、らしいですね~。
ランチは14.9ユーロのプリフィクスムニュです。
前菜はガチョウ(?)のムース
ちとユルいけど、まあ悪くない。
メインはせっかくなので魚のソテー
ソースは何かカレーっぽい味。たっぷりの野菜が別皿です。
南仏っぽい色使いや素材使いを満喫です。でもおなかいっぱい。
デザートはクレーム・キャラメル・ア・ラ・メゾン
キャラメリゼしてないのでプリンみたいだけど、意外となめらかで旨い。
南仏らしい、ちょっとしたレストランって感じで満足。
一人だったので、「どこから来たの?」とか、お店の方のお話しながら食事。
とりあえず日本って国はみんな知ってるんですね~。
こんな極東の国なのに、認知度は高いんだな~と、ちょっと不思議になりました。
| 店データ |
| 店名:ラ・マルミット(La Marmite) |
| 住所:20 rue James Close Antibes-Juan les Pins >>地図 |
| アクセス:アンティーブ旧市街 |
| 電話:(+33) 4 93 34 56 79 |
それにしてもアツッ...。
『レピ・ドール』というブーランジェリーで、バゲット、エクレア、クロワッサン。
アンティーブで何店かブーランジェリー行きましたが、バゲットは確かにココが一番。
でもエクレアはもっさりしててイマイチだったな~。
さらにスーパーで水やチーズ、牛肉、玉葱、トマト、マッシュルーム、人参を。
さて、仕込みが終わったのが午後4時。
相方はまだ観光中だし、まだ晩御飯までも時間があるので、屋上にあるプールへ。
うーん、あくせく観光するよりも、こういうバカンスが良いですねぇ♪
相方が観光から帰ってきたので、しばらく一緒に日光浴して、部屋へ。
夕飯は部屋についてるバルコニーでいただきます。
牛肉と野菜のトマト煮込みとソシソン、チーズにバゲット。
ワインなんてスーパーで売ってる100円台のモノ(笑)
これをワイングラスでなく、コップで飲むのがフランス式。
また外の空気で飲むと、ワインが旨いんだ♪
それにしても、やっぱり野菜の味って違いますねぇ。
特にじゃがいもは本当に顕著。
米のある日本と違い、中世のこっちではじゃがいもは貴重な栄養源でしたしね。
それだけに、品種改良が進んでるのかも。
ふだんと違う素材にふれられると、料理も楽しいもんですね♪
外はまだまだ明るいので、散歩にでも出かけようかということに。
でもその前にちょっとひと休憩、ということで1時間ほど昼(?)寝。
きっちり1時間後、もそもそと起きてきて、バスでジュアン・レ・パンへ。
アンティーブから、岬のちょうど反対側です。
アンティーブも治安は良い街ですが、やはり下町。
ジュアンはちょっとセレブな香りのする街ですね。
砂浜沿いに、ずーっとビーチレストランが並びます。
せっかく来たので、人気っぽいジェラート屋でフランボワーズのジェラートを。
アンティーブへの帰りは徒歩で30分くらいかな。休み休み歩いてレジデンスに到着。
ちょっと高いところに上がり、ニースの夜景を堪能したあとで就寝。
日本では梅雨の時期なんですけど、そんなことは関係なく天気悪い(泣)
おかげで相方の機嫌も最悪です。「俺は青い海を見に来たんだ!」って。
そんなこと俺に言われても。
てるてる坊主...は日本式だから、てるてる僧侶でも作れってか?(笑)
...キリスト受難の絵になりそうだな...。
さて、とにかく行動開始。朝ご飯の前にアンティーブのマルシェへ。
肉屋でソシソンとハムを購入し、
これと近くのパン屋で買ったクロワッサンなどを、海岸の方で朝食に。
目の前にはピカソ美術館。改装中ですけど。
パンはイマイチだったなー。日本ならおいしい方なんですけどね。
やっぱり昨日の『レピ・ドール』が旨い。
そのあとは違うブーランジェリーで、
ムースショコラとシュークリームを買って浜辺の方へ。
こちらはなかなかうまかった。店構えもうまそうだったしね。
いや、ホント寒かったんスよ...。
このまま帰るわけにもいかないので、
ご機嫌ナナメの相方をなだめつつ、電車でモナコへ向かいます...。
よく考えたら、地続きで国境越えるのは初めて。
まあ、電車でスーっと入っちゃうので、特に何の感慨もないですけどね(笑)
駅前の教会では家族で記念写真を撮ってる人が。
ちょうどこの1週間前、このモナコの国は熱狂に包まれていました。
1年に1度の、F1モナコグランプリ。
僕もTVで見ながら、「あ~1週間後はここにいるのか~」とドキドキしてました。
そして、いま、そのコースに降り立ちました! まだ観客席なども残ってます。
せっかくなので、半分くらい歩いてみました。ズラズラと思い出を並べてみます。
興味ない人には何も楽しくないでしょうけどw
駅近く、ここから坂を登ります
アーティチョークのピッツァ(8.4ユーロ)。
日本人2人なら、1枚とサラダとかでいいと思います。
ちなみに、カードが使えず、現金下ろしに行くことに(笑)
今回、ほとんど現金使わなかったからなぁ...。
ヨットハーバー
すごく行き先を聞かれてるおじさんがいたので、
ウチもおじさんに目的地を告げて、どのバスか聞きます。
ホント今回は地元の人ともよく会話したなぁ...。
それにしてもモナコはいい街でした!
また来ることを心に誓いつつ、後にします...。
今回の旅の三大目的は
そして、もう一つが鷲の巣村に行くこと、です。
コートダジュールの断崖絶壁に建ち並ぶ村々の通称、鷲の巣村。
代表格は『シャトー・エザ』や『シェーブル・ドール』で有名なエズですかね。
この辺りの観光客が多そうなところは外して、今回あえてロックブリュヌへ。
2年前に買った雑誌「CREA」にも載ってて、いつか行ってみたいと思ってた村です。
しかし、この日は日曜日。平日なら村の近くまで行くバスがあるらしいのですが、
日曜は幹線のところまでしかバスがありません。
仕方ないので、幹線のバス停で降りて、ひたすら階段を登ること約20分。
何せ、暑い。熱い。
往路は写真を撮る余裕もなく、最後の方はかなりバテながら頂上まで行くと古城が。
こちらで入場料(?)を払って入ると絶景が待ってました!
来て良かった...。言葉が出ないほど美しい。
無理やりつなげた(笑)、パノラマ写真。クリックすると開きます。
遠くには、先ほどまでいたモナコも見えます。F1コースのトンネル、見えます?
来るまでは大変だったけど、本当に来て良かった。心からそう思えます。
赤い屋根と緑の岬、そして青い海。色のRGBがすべて揃ったこの世界の広がりは、
とてもこんな写真だけでは伝えきれない美しさです。
前のフランス旅行では、プロヴァンスの夕陽にも感動しましたが、
このロックブリュヌは、それに勝るとも劣らない素晴らしさ。
これを生で見られたことを誇りに思います。
さて、帰り道は村を通って、ゆっくりと降ります。
バスに揺られ、ふたたびモナコへ戻ります。
~関西グルメ食べ歩きレビュー~