ル・シャルボン

昨年の夏、『ノガラッツァ』や『萌のとき』の並びが工事してるなーと思ったら、
フレンチが出来てて、「いつか行くかなー」とか思っていた、『ル・シャルボン』。
もともとは住之江の方で10年以上やっておられたそうで。

お昼が4,500円~、夜が9,500円~と、
安めなイタリアンが多いこの地区では強気の価格設定。
とはいえ、店前に置いてあったチラシを見てると、
ランチも魚・肉のダブルメイン、素材もそれなりのものを
使ってるっぽいから、まあアリなのかなーと思いながら。
夜は14皿という、多皿構成のようです。

先日、平日のお休みに一人でランチ、という気分だったので、
まずは...とランチに行ってきました。

お店に着くと小さなウェイティングがあり、
シンプルな店内はベージュを基調に、落ち着いた色使い。
雰囲気的には『ラ・バレンヌ』のような感じでしょうか。

席に着くと、
「よろしければ靴をお脱ぎになって、こちらのクッションをお使いください」と
差し出されますが、みんな脱ぎたいものなのかな?
僕はとりあえずノンメルシーで。

コースは選択の余地はありませんが、ちゃんと苦手なものは聞かれます。
(まあ、予約時の電話でも言ったような気がしますが・・・)
席にとその日のメニューが置いてあるのは良いですね(持ち帰り可)。


・桜鯛のエチュッド、蝦夷鹿のプティスープ、牛肉のプティサレのフリヴォリテ

20100312le_charbon01.jpgアミューズは盛り合わせですね。

桜鯛、この時期の季節モノは、温かい魚と冷たい野菜との組み合わせ。
まあ、普通、という印象。

スープも蝦夷鹿の割には印象薄い。
浮き身のミンチは鹿らしい風味で、こちらはもっと食べてみたい。

牛肉はチーズと水茄子という、ちょっと変わった取り合わせ。
食感のとろける感じはなかなか面白いのですが、やはり印象は薄い。

・パンにつけるもの

20100312le_charbon02.jpgオリーブオイル、エシレのバター、ピニョン、タイム(だったかな?)、
岩塩、キャラウェイシードだったでしょうか(うろ覚え)。
パンも自家製でなかなかおいしく、楽しめますね。


・魚介のプランタニエ、ミルフィーユ仕立て

20100312le_charbon03.jpgホタテにモンゴウイカ、カニに...あとなんか魚(笑)
やや馴染みすぎてる感じがあるかなぁ。鮮度が悪いわけではなく、味付けと。
プレッセがちょっと強いのかも。
魚介のサラダは、フレッシュさをいかしたものの方が好みです。
でも、左上のトマトソース、右下のニンニクソースはなかなか良い感じ。
トマトソースはガスパチョに仕立ててもおいしそうですね。


・白身魚の炭火焼、野菜のピュレ仕立て(カリフラワー、赤・黄ピーマン)

20100312le_charbon04.jpgヤガラだったかガシラだったか。身の反り方的には後者ですが。
どうにもこの二つの魚は好きすぎて胡乱になります。

という訳で、魚種は忘れました(笑)が、深海と浅海の、2種類を炭火焼に。
店名の通り、シェフは炭火焼が得意なんでしょうね。
これは塩もばっちりきいてて、焼き加減もよく、香ばしい。
写真では少なく見えるかもですが、それほど少ない訳ではないです。


・ノワールドビゴールの炭火焼とドライフルーツ、バルサミーコと香草の香り

20100312le_charbon05.jpgこの値段でビゴール豚が食べられるのは嬉しい!
さすがにサイズは小さいけれど、このサイズをこんなに綺麗に焼けるのは、
シェフの技術、炭火焼という調理法の両役者が揃っているからでしょう。
ソースは豚を漬け込んでるような感じで、これはこれでおいしい。

が、僕のように「ソースをパンにつけて食べたい」派の人には、
ちょっと悲しいかもですね。せっかくおいしいソースだからこそ。

とはいえ、この料理はなかなか美味でした。


・フロマージュ

20100312le_charbon06.jpgフロマージュは5種類をシャリオで持ってきて、選ばせてくれます。
種類が覚えられないもので、「おまかせで」と言うと、全部盛ってくれました。
ちょっと若いものが2種類ほどあったのですが、
昼からチーズって贅沢な気分♪

・ショコラのアントルメ

20100312le_charbon07.jpgショコラ味を温・冷、固・柔、さまざまな形で楽しませてくれます。
手前の温かいものが特においしくて、
苦味ばしった感じがコーヒーと合いそう。
紅茶選んでしまって「しまった」と思っちゃったくらい。

色こそ茶色いですが、形態として
レストランのデセールらしさもあり、味もおいしい。
良いデセールですね。


・プティフール

20100312le_charbon08.jpg
ちょっとした花びらが、華やかにしてくれますね。

全体として、モダンな要素を多分に持ってるんですが、
皿(料理ではなく、モノとしての皿)が、あまりモダンじゃないため、
あまりそうは見えない気もします。
そのため、軽いモダンな料理なのに、どこか重くなっている。

特に肉のお皿がそんな感じです。もっとも、僕は重い方が好みですが(笑)
料理の味自体は、後半から特に良くなっていくので、
その辺はむしろフレンチらしくて僕好みでした。

サービスは全体の枠はよくできてるんだけど、
まだちょっとシステマチックというか、固い印象。
もうちょっと遊び的な要素を持っていてもいいかな、と思います。
って、僕が一人で行ったのが悪いんだけど(笑)

まだこちらに移転してきて1年とたってないので、
これからさらに伸びていく店だと思います。

店データ
店名:ル・シャルボン(フレンチ・南森町) >>HP
住所:大阪市北区西天満5-6-26 コーポセイマチ1F >>地図
アクセス:地下鉄谷町線・南森町駅から徒歩8分
電話:06-6314-6689



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