コンヴィヴィアリテ

食材に旬があるように、レストランってものにも旬があると思うのです。
ここは最近、他の方のブログなんかで見てて、久々に行ってみたいと思ったフレンチ。
オープン当初は、正直それほどソソるものはなかったんですが、
最近の料理を見るとけっこう面白そう。これは行かねば!と、
某店の店主からのオススメもあって、『コンヴィヴィアリテ』へランチです。

20081108connvivialite01.jpgエントランスには中村雁次郎生誕の地の碑があり、まるで中村さんの店のよう(笑)
傘を預け、入って左手にダイニングですが、何とも小ぢんまりとしたお店です。
ダイニングだけなら、ウチより狭いくらい? レストランとしては最小かも。
でも、シンプルな装飾の店内は、猥雑さを廃して落ち着く空間。

20081108connvivialite03.jpgテーブルにはこんな紙が。ちょっとした気遣いに高まる期待感。
紙一つとっても、良いものを使って上質感を醸し出しています。

20081108connvivialite02.jpg飲み物はアルコール気分ではなかったので、何かノンアルコールのものを・・・と、
運ばれてきたのは葡萄と炭酸のものと、相方には木苺とベリーのもの。
この男にはドライ系のものを、女性にはスイート系のものをという感性がフランス的。
女性は何歳になってもかわいいものよ、というフランス感覚がここにはあるのですね。
ちなみにこのカクテル、後でお会計見たら一つ500円と、ずいぶん安くてビックリ。

そのアペリティフと共に出てきたのがチョリソ。

20081108connvivialite04.jpg程よい塩味が決め手のすっきりとした辛さ。
コースのアミューズとは別のようで、こんなとこでもフランス式。

さて、ここからが本日のコース。4000円の蝦夷鹿に惹かれつつも、
まずは様子見ということで、2800円のコースに。
メインは魚or肉ですが、二人とも肉(笑)

・アミューズ:スクランブルエッグにフォアグラとトマトピュレ

20081108connvivialite05.jpg塩味はやや薄めですが、アミューズだからかな?
一緒に出てきたパンともいただきますが、
こちらにはエシレのバターと岩塩が添えられるという嬉しさ。

・秋刀魚のデクリネゾン

20081108connvivialite06.jpg旬の秋刀魚を5種類の調理法で。肝の団子、燻製、マリネ、リエット、皮の炙り。
皿がかなり小さめなのが気になるんですけど、
これは店が小さい⇒テーブルが小さいとかが理由でしょうか。
色的には地味ですが、味はしっかり。特にリエットはパンともよく合いますね。

・鴨のロースト

20081108connvivialite07.jpgここまではやや軽めでしたが、メインはさすがにどっしりとしてます。
鴨は燻製してロースト、オレンジのパウダーをまとってます。
付け合せにはキノコやじゃがいもなど。
肉の下にもじゃがいもが隠れてて、濃厚なソースとも合います。

ただ、鴨自体はちと固め。筋ばったところがあって、これは素材によるものかな。
この前に食べた鴨が『ル・カネトン』だったから、余計に比べてしまうのかも。
焼き自体は悪くないし、ソースは特に素晴らしかったんですけどね。
やはり初志貫徹して鹿を食べるべきだったかな?

・ライチのブランマンジェ

20081108connvivialite08.jpgすっきりとしたデザート。ゆるゆるなブランマンジェもおいしいですね♪

・ハーブティー
20081108connvivialite10.jpg食後の飲み物にハーブティーを選ぶと、ハーブ入れを持ってきて選ばせてくれます。

20081108connvivialite09.jpgこういうところでも女性のツボをついてきますね~。
別に大した手間とかではないことなんだけど、この心遣いが嬉しいですよね。
この日の気分に合わせて、相方はレモングラス(この日はフレッシュもの!)、
僕はカシスの葉を選んですっきり。南部鉄瓶でしっかり保温されて出てきます。

ちなみに、カップに取っ手がないのはフランスの流行だから?
蜂蜜が出てきたのは『サクラ』以来でしょうか。う~んフランス♪

・プティフール
20081108connvivialite11.jpgギモーブが2種類あり、マダムが「お味違いなので、せっかくだから2種類どうぞ」と、
もう一つずつ持って来ていただきました。ああ、もうこの心遣いがたまらない!

全体として、料理はしっかりした技術を持ちつつも、
2800円ではそれが十分には発揮できてない気がします。
それを示すように、4000円のコースは魚+肉に加え、デザートも選べるという、
あきらかにそっちに誘導している、魅力的なコース。
味とかには問題ないと思うので、次はこれかディナーを食べに行ってみたいですね。

そして、何より「より良いものを食べてみたい」と思わせるのは素晴らしいサービス。
昼からこのサービスで5%は安すぎ。
おしぼりや水の取替えなど、細かいところに目が届いたサービスで、
この空間に来たいという思いを抱かせてくれる。

帰り際にご挨拶いただいたシェフは見た目は怖そうだけど、
意外と(失礼)いい人そうな感じ。
「とてもいい店でした」とお伝えして、店を後に。

レストランとして、とても完成度の高いお店でした♪

店データ
店名:コンヴィヴィアリテ(フレンチ・新町)
住所:大阪市西区新町1-17-17  >>地図
アクセス:地下鉄四つ橋線・四ツ橋駅から徒歩10分
電話:06-6532-4880



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コメント(2)

live in Monaco :

調子に乗って、こちらにもコメントさせて頂きます。

素敵なお店ですね。何よりも驚いたのが、価格!
こっちで食べるよりもサービスも行き届いているし、
美味しそうで羨ましい限りです。旬の秋刀魚のプラが
美味しそう・・・。

日本では大阪に住んでいたこともあるので、帰国したら
友達に会いに行くのを兼ねて、行ってみたいと思います。

いさを :

>live in Monacoさん
収まったとはいえ、ユーロ高いですからね~。
ここのサービスはすごいですよ♪

秋刀魚あたりはやっぱり日本がおいしいですよね。
大阪も良いレストランはたくさんありますので、ぜひ色々見てみてください♪

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