京都『グラン・マノワール』のランチ。「勢い」かなぁ...。
この日はお昼に京都へ。目的地はフレンチの『グラン・マノワール』。「大きな館」という名前から、一軒家レストランを想像するのですが、行ってみると人通りの多い通りにあるビルの2F。予想外だわ。
まあ、そんなことは置いといて、店内へ。天井こそ低いけど、なかなか広々とした店内。そこかしこに古さというか、歴史を感じるなぁ...。
料理はランチの3500円のコース(税・サ込み)に。
●イカ、サーモン、イクラ、鴨のスモーク、鶏肉?のサラダ仕立て
皿が冷え冷え。曇ってるので、何となく時間が経っている印象を視覚から受けたけど、食べてみるとそうでもなく。味もまあ、見た目どおりですが悪くないです。
●にんじんのスープ
運んでくるとき、思わず目がおかしくなったのかと思った。だって、このスープボウル、直径20cmくらいあるんだもの(笑) 遠近感がおかしくなったのかと...。という訳で、かなり量が多いです。とはいえ、味は普通においしい。
●鯛のポワレ
うん、オーソドックスですね。ちょいと魚は締まりすぎな感がありますが、焼き方、悪くない。ソースも弱冠濃い目だけど、おいしいと思う。
●マンゴー、グァバ、コーヒーのシャーベット
これも見たまんまです。この値段で付いてくるものとしては悪くないですね。
●アーモンドのタルト、丹波産黒豆と豆乳のタルト、ガトーショコラ、木イチゴのムース、イチヂクのコンポート、ブドウのジュレ
デザートはワゴンデセール。「いかがなさいますか?」もちろん「全部」(笑) うん、全部それなりにいける味。ブドウのジュレなんかは面白い、かな。
うん、まあ料理はこの値段にしては悪くないと思う...。でも、何だろう、何かが足りない。サービスも。いや、内装も、か。
僕はどちらかというと、いや、かなりクラシックレストラン好きです。変に趣向を凝らしすぎたものより、伝統的・古典的な料理に惹かれるし、サービスも慇懃なサービスが好きです(これはフランクなのもの好きだけど)。
そういう意味で、この店は僕の好みの範疇にあるハズ。でもなぜか惹かれない...それはたぶん「勢い」みたいなものなんじゃないかな、と。料理の素材のこだわりだったり、皿のデザイン性であったり、サービスの笑顔だったり、店の採光や小物のセンスだったり。
内装がちょっと昔の高級感、料理もクラシックという意味では、本町の名店『カランドリエ』と方向性は同じだと思うんです。しかし、方向性は同じでも、力が違う。結果として、ベクトルはまったく違ったものになっている。
改善できるべき点はいろいろあると思うんです。それぞれは少しずつなんだけど、たくさん。積み重なって大きくなってるんだから、一個ずつ改善して欲しい。そうすれば生まれ変わったようにいい店になる気がします。
| 店データ |
| 店名:グラン・マノワール >>HP |
| 住所:京都市中京区三条通麩屋町東入ル弁慶石町39三条TCビル2F >>地図 |
| アクセス:地下鉄・京都市役所前駅より徒歩10分 |
| 電話:075-231-1515 |
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