『ル・ポンドシエル』のランチ
■コストパフォーマンス抜群のランチです
お天満橋の『ル・ポン ド シエル』のランチです。何度来ても、この圧倒的な内装は驚かされますね(いい意味でも悪い意味でも)。ムニュ・デジュネ(3150円・税込)をいただきました。アミューズ以外は2種からのチョイスです。
●アミューズ:オマール海老のジュレ寄せ
●前菜:ポテトのクルスティアンとエクラゼ ほろほろ鳥のローストとベーコン ハーブ風味のソース
●メイン:仔羊肩肉のコンフィ タイム風味 ポテトのドフィノア添え
●デザート:パリ・ブレストとジンジャーのソルベ
昨年1月にシェフが現在のパスカル・ロニョン氏に交替し、料理は全体的に優しい味付けになりました。また、盛り付けも前シェフのようなスパイスの多用や前衛的なものから、クラシックになっている印象があります。
アミューズは"オマール海老のコンソメジュレ寄せ"。かなり固めに寄せられたジュレの中には、オマールの身と細かく刻まれた野菜が入っています。ジュレ寄せで固め、外国人シェフ、という要素が揃っているので、味濃い目、塩きつめを予想(覚悟)して口に運びましたが、優しい味わいでびっくり。しかし、コンソメとしての味はしっかりで、良いスタートを切れました。
この次には、「シェフからの1皿」として、全員にフォアグラのラヴィオリが出されました。一口で頂きましたが、これも優しい味わい。というか、本当に最低限の塩味。だからといって、薄いとは言えない。ピンポイントに決めてきますね。中身はしっかりとフォアグラスープ。同じスターターということで言うと、本町の名店、『カランドリエ』で出されるフォアグラコロッケを思い出す逸品です。
さて、やっと前菜。クルスティアンはカリカリとした食感。クリスピーですね。エクラゼは「押しつぶした」もののこと。じゃがいもを押しつぶし、それをクルスティアンで挟み、その上にほろほろ鳥のロースト肉とベーコン2種を乗せています。肉が細かいので、ちょっと食べにくいのが何ですが、じゃがいもと絡めて食べると口に運びやすく、塩気の加減なんかもバッチリです。また、添えられている野菜のサラダのドレッシングも、酸味が強すぎず、とても上品な味で、さすがです。ただ、じゃがいも多いので、けっこうおなかいっぱいになります。
メイン料理は仔羊肩肉のコンフィ。予想外の色で出てきました...。割とシンプルなコンフィを想像していたのですけど、忘れてました。ココはグランメゾン。そんなもの出てくるわけがない。タイムの苦味をいかしたソースでいただくコンフィ、いつもと違った味わいですが、良いですねぇ。ドフィノア(ポテトの薄切りグラタン)は、先日『デヴィッド・セニア』で食べたものの方が濃厚で好きかな。しかし、シンプルな盛り付けですねぇ。おいしいからいいんだけど。
デザートはパリ・ブレスト。これまた予想外のビジュアルです。てっきり丸いシュー生地を想像してたのに。味は、かなり甘い。いかにもフランスの味ですね。ジンジャーのソルベが、意外に薄味だったので、これがもっと生姜が濃いと、コントラストがはっきりして良かったかなと思います。
最後にコーヒーで締め。料理は100点満点とはいかないまでも、それぞれしみじみとおいしいです。盛り付けの派手さはなくなりましたが、それでもこのレベルの料理を出すレストランは、大阪にそれほど多くありません。まして、この雰囲気でこの料理が、昼とはいえ3000円台でいただけるのは、最高でしょう。
サービスはどちらかというと若手が多く、ちょっと距離を取りすぎている感がありますね。これという不満やマイナスポイントがある訳ではないのですが、どうせならもう少し踏み込んでも良い気がします。
それにしても...ここに一人は、やっぱり寂しかったなぁ(笑)
| 店データ |
| 店名:ル・ポンドシエル >>HP |
| 住所:大阪市中央区北浜東4-33 大阪大林ビル30F >>地図 |
| アクセス:地下鉄北浜駅・天満橋駅から徒歩10分 |
| 電話:06-6947-0888 |
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