20061028serorichagashi.jpg
20061028serorikurage.jpg
20061028seroriyokowa2.jpg
20061028seroriika2.jpg
20061028seroritensin.jpg
20061028seroritoriniku2.jpg
20061028seroricha-han.jpg
20061028serorideza-to.jpg
20061028serorinaisou.jpg
「女性のおひとりでも入れる中華を」と女性マネージャーさんが話してくれました。まさに、そのコンセプトどおりのお店。「油が多い、女性ひとりではちょっと...」という中華のイメージを覆すような、明るい内装と綺麗な盛り付け。サービスもしっかりしています。大阪駅から歩いても13分くらいでお値段もコース3000円~とリーズナブル。女性同士で食べに行くには特に使い勝手のいい1軒です。

詳しいレビューはオールアバウトの『チャイニーズ・芹菜(セロリ)』の記事でご紹介しています。

店データ
店名:チャイニーズ 芹菜(セロリ)
住所:大阪市福島区福島6-11-13 シャトー西梅田1F  >>地図
アクセス:JR福島駅から徒歩7分、大阪駅から徒歩13分
電話:06-6341-8772




20061024gasupa-rugaikan.jpg
京都でトップクラスの人気を誇るフレンチ『ガスパール』。壁の色など、内装は大阪の『大西亭』に近い印象を受けます。看板には「フレンチ・プチレストラン」と書いていますが、料理はビストロそのもの。2号店の『ガスパールZINZIN(ザンザン)』の方が、よりビストロに近いらしいです。

こちらはコースのみで、ランチは2800円~、ディナーは3700円~。今回はディナーの4900円のコースです。メニューには前菜2品+魚+肉+デザートと書かれていますが、実際にはこれにアミューズとグラニテ、プティフールが出てくるので、計8皿のボリュームになります。しかも、1皿1皿がとても多い。男性・女性問わず、3700円のコースで十分だと思います。

20061024gasupa-ruguje-ru.jpg
料理はすべてプリフィクス。前菜(冷・温)・魚・肉、それぞれ約6~7種類から選べるようになっています。ですが、その前にまずはアミューズのグジェール。クリームチーズを使ったプチシューですね。これが出てきた時点で「おぉ、アミューズが出る」と嬉しくなりました。

20061024gasupa-ruteri-nu.jpg
さて、ここからはチョイス。まずは前菜1に"ほろほろ鳥とフォアグラのテリーヌ りんごのジャム添え"。フォアグラがもう少し入っていると嬉しいが、この値段ですし、それは贅沢というもの。鳥肉の歯ごたえもちょうど良く、なかなか美味。ただ、野菜にドレッシングがかかりすぎているのはマイナス。りんごのジャムも粗いので、もう少し丁寧さが欲しいかな。

20061024gasupa-rusu-pu.jpg
次は前菜2。"海老の香りいっぱいのオマール海老のスープ"なのですが...。これがツラかった。まず量が多すぎる。この半分、いや、この濃厚すぎる味なら1/3でもいいくらい。せめて食感を変えるものでも入っていれば、途中で飽きることもなかったかと思います。

20061024gasupa-ruisaki.jpg
気分を変えて魚料理。スズキのポワレです。これは量も普通で、味も普通。もう少し魚の皮目がパリっとしてれば、なお良かったですが、じゅうぶん許容範囲。ソースも重くなく、さわやかな味で気分も回復。おいしくいただきました。

20061024gasupa-ruguranite.jpg
続いてはグラニテ。この値段でここまで出してくるのかと驚きますね。カンパリとグレープフルーツのシャーベットです。これで更に気分回復。ただし、おなかはすでにいっぱいいっぱいです。

20061024gasupa-runiku.jpg
最後にメイン料理。選んだのは"ウズラ・ミンチ肉とフォアグラのパイ包み焼き"。これまたデカい。やはり少量食べるにはいいのですが、ここまで食べてきた後でこれはツラかった。と言いつつ、半分以上は食べましたけど(笑) パイ部分はおいしかったのですが、肉の味はもう少し上品な方が好きです。

20061024gasupa-rudeza-to.jpg
デザートには名物・グレープフルーツのプリン。またデカい...が、甘いものは別腹。グレープフルーツの酸味と、主に苦味が面白いプリンです。甘くて濃厚なだけのプリンが多い中、こういうのもいいですね。

20061024gasupa-rucoffee.jpg
最後に飲み物。コーヒーor紅茶。そして何とプティフールが出てきます。しかもメレンゲ、フィアンティーヌ、タルト、ショコラの4種も。それぞれおいしかったです。

さて、ご覧のように料理は「多・大・濃」という文字に集約されます。とにかく皿数多いし、一皿が大きくて濃い。まさにビストロの典型のような料理。しかし、こちらのサービス、というかお店はレストランなのです。たとえば、マネージャー氏はとても目が利く。デザートのときに飲み物がなくなったので「水が欲しいなー」と思って目を合わせると、「お水でよろしかったですか?」とお水を持って飛んできました。心を読まれてるのかと思ったくらい。

20061024gasupa-rubata-.jpg
また、このマネージャー氏、常にレディーファーストです。着席も注文も「女性の方から」と。僕的には「お主やるな」という感じですが、慣れてない男性は注意してくださいね。レストランではレディーファーストが常識ですから。それなのにこちらはサービス料は取っていないのです。「代わりにバター代として300円頂いています」と。いやいや、エシレのバターって、普通に買っても300円しますけど(笑)

さらに、この方に「量、多いですよね? 皆さん食べきれるんですか?」と聞いたところ、「だいたい3700円のコースを召し上がられますね」という答え。各飲食店が客単価を上げようと必死になっているのに、あえて客単価の低いコースをすすめる姿勢。この値段でこれだけの皿数を出したり、紅茶もちゃんと茶葉で、それもフレーバーティーを含めた4種用意。こんな経営姿勢を持っている店はそうそうあるものじゃありません。料理は僕の口にはあまり合わず、3割くらい残してしまいましたが、このお店が人気な理由はわかりました。3700円のコースなら、もう1回行ってみてもいいかなと思えます。お店を出るときにはとても幸せな気分でした。

店データ
店名:ガスパール >>HP
住所:京都市中京区新町通四条上ル錦角  >>地図
アクセス:阪急・烏丸駅から徒歩5分
電話:075・241・0876




『アラン・シャペル』でディナー

20061021aranchaperuamyu-zu2.jpg
20061021aranchaperuzensai.jpg
20061021aranchaperusakana2.jpg
20061021aranchaperuniku2.jpg
20061021aranchaperuiceset.jpg
20061021aranchaperuice.jpg
20061021aranchaperudeza-tos.jpg
20061021aranchaperudeza-to.jpg
20061021aranchaperudeza-toa.jpg
20061021aranchaperuputelifu.jpg
20061021aranchaperuiherbtea.jpg
20061021aranchaperunaisou.jpg

プチメゾンの多い神戸において貴重なグランメゾンです。地上31階からの夜景は格別で、本当のハレの日にはこちらの個室を使いたいところ。料理はアラン・シャペルの料理哲学にのっとった素材を大事にしたもの。そこには確かに「ルセット(レシピ)を越えるもの」がありました。

詳しくはオールアバウトの『アラン・シャペル』の記事でご紹介しています。

店データ
店名:アラン・シャペル >>HP
住所:神戸市中央区港島中町6-10-1 ポートピアホテル本館31F >>地図
アクセス:ポートライナー市民広場駅 徒歩1分
電話:078-303-5201




『パトゥ』のディナーコース

20061021patouamyu-zu.jpg
20061021patouzensai.jpg
20061021patousakana2.jpg
20061021patouniku2.jpg
20061021patougranite.jpg
20061021patoudeza-to.jpg
20061021patouputelifu-ru.jpg
20061021patoupan.jpg
20061021patouwaiting.jpg

前回行ってけっこう気に入ったので、今回は高めのコースをオーダー。1万円のおまかせディナーコースです。内容的には、やはり派手さはないけれども、とても満足できる味。見た目のごまかし、一切なし。ひたすら味で勝負! という料理にはシェフの男気を感じます。また、快適なウェイティングがあること、プロのサービスマンが二人もいることもこちらの魅力です。

詳細はオールアバウトで。

20060827patousgaikan.jpg
  店名:パトゥ >>HP
神戸市中央区中山手通3丁目5‐10
   サンシャイン中山手1F >>地図
アクセス:JR・阪神元町駅から徒歩10分
電話:078‐392‐8216




『トラットリア・コバ』でディナー

前回、ランチでまあまあいいかも、と思ったので、今度はディナーに5人で訪問。ディナーは3500円~。プリフィクスだと前菜+パスタ+デザートですが、おまかせコースだと同じ値段でメインも1皿つきます。5000円のコースになると、それぞれメインが1皿ずつ増えます。ますはおまかせの内容を聞いて、それが気に入ったらおまかせコースで頼む、というのが良いと思います。今回はおまかせに惹かれるものがなかったので、5000円のプリフィクスコースに。前菜+パスタ+メイン+デザートという構成です。

20061009cobasu-pu.jpg
前菜の前に付き出しとして、illyのカップでスープが出されました。中身は栗のスープ。秋らしい一品ですね。粘度がとても高く、スプーンですくって飲むスープ、という感じ。味は予想通りの味ですが、おいしいです。

20061009cobazensai2.jpg
まずは前菜。魚料理を中心として、5種類からチョイス。前菜5種盛り合わせというのがあったのでコレに。中身は白さ海老のフリット、ホウボウのカルパッチョ、カプレーゼ、生ハムとラ・フランス、剣先イカとパプリカのマリネです。それぞれ、突出しているというわけではないが、おいしい。印象に残ったのは生ハムの塩辛さを、洋梨に含まれるたっぷりの水分と甘みで和らげていたこと、イカのマリネのパプリカがとてもやわらかく、口当たりもなめらかだったことでした。

20061009cobaunipasta.jpg
20061009cobarizotto.jpg
パスタは2種類のリゾットを含め、合計6種類から選択。僕は200円をプラスして、タリオリーニ 北海道生うにのオイルソースにしました。味の方は...うーん、塩辛い。前回のパスタも塩辛かった記憶があるのですが、今回も同様。塩味が立ってしまっていて、うまみになってないのですね。ウニがミョウバンくさくなかったのは良いのですが、もう少し塩控えめでお願いしたいなーという感じです。リゾットの写真は"パルミジャーノのリゾット 和牛テールの赤ワイン煮込み"です。

■やっぱり魚がうまい

20061009cobasiroamadai.jpg
20061009cobakamo.jpg
メインは魚が3種、肉が3種の中から選べます。同行者の皆さんに魚が多かったので、魚がウリのこの店で、あえて肉を選んでみました。フランス産鴨肉のロースト 栗のペースト添え。味はこれもまあまあかな。ローストは赤みを残した、しっとりめ。栗のペーストも良いですね。でも、やはりココは魚の方がおいしい気がしますね。同席者の白甘鯛のポワレ、アンチョビバターソースも少しいただきましたが、やはり魚の焼き加減やバターソースに光るものがありました。ただ、明石産さわらのグリル サルサベルデを食べていた別の子は「塩辛い~」と言っていました。まあ、この辺は好みですね。

20061009cobadeza-to.jpg
デザートはミスト(盛り合わせ)で3種。ティラミス、ヨーグルトのババロア、ヴァニラアイス、です。最後はヴァニラアイスというより、カスタードアイスっぽい味でした。固めのアイスでしたが、こういうのもいいですね。後の2種も、奇をてらったものではないですが、十分な味。

全体として、とてもおいしい! というほどではないにしろ、コスパを考えると悪くなく、近所にあればちょこちょこ通いたいお店です。ただ、ランチでもけっこういろんな種類が食べられるので、まずはランチから行くことをおすすめします。

サービスは夜は1人増えて、厨房を入れて3人で回しています。やはりバタついてる感はありますが、これは僕たちが割とバラバラな料理オーダーをしたせいだと思います(ゴメンナサイ)。むしろ、時間をかけてでも、できるだけ同時に出そうとしているように感じました。ワインはハウスワインなどもあり、グラス500円~、ボトル2500円前後~あります。

店データ
店名:トラットリア・コバ >>HP
住所:大阪市北区西天満3-12-4 クリサンテームウエスト1F >>地図
アクセス:地下鉄南森町駅から徒歩10分
電話:06-6363-6338




『ヴァリエ』でディナー

20061007varieebi.jpg
20061007variesanma.jpg
20061007varieaburame.jpg
20061007varieguranite.jpg
20061007variekamo.jpg
20061007varieushi2.jpg
20061007varieringo.jpg
20061007variebanana.jpg
20061007varienaisou.jpg

1年と少しぶりの訪問です。やっぱりここの井上マネージャー、いい感じです。話してみると意外とお茶目で面白いんですよね。そして料理や雰囲気も、大阪では数少ない「レストラン」。コスパ云々を抜きにしても、大事にしたいお店です。

続きはオールアバウトの『ヴァリエ』の記事で。

店データ
店名:ヴァリエ
住所:大阪市福島区福島6-9-11 神林堂ビル1F >>地図
アクセス:JR福島駅から徒歩5分
電話:06-6451-0336




さようなら、ジェラール・ミュロ...

20061006jera-rumyuro.jpg
久々に仕事を早く終え、電車に乗り込んだら、降車駅の大阪を通り越して西宮まで寝過ごしました(笑)

ボーっとした頭で阪神百貨店に寄ったら、何と『ジェラール・ミュロ』が10月11日(水)で撤退するらしいです。という訳で、最後にスペシャリテのクーフリボールを購入。

それにしてもこのケーキ、大きい。いや、大きいというより高い。最近はどちらかというと小ぶりなケーキが多いのですが、その流れとは逆。もともとこの本店はそんなに気取ったお店ではなく、近所のおじさんが朝、短パンで焼きたてのパンを買いに来るような気軽なお店。この大きさにもそれが表れているんじゃないかと思います。

肝心の味ですが、今回はバッチリ。さすがはスペシャリテというところでしょうか。食感は意外なほど軽めで、ふわふわしてる感じのクリーム。でも、しっかりとした味で、甘さ加減も良い。この食感の軽さが、濃厚な味を重く感じさせず、最後までおいしくいただきました。

でも...やっぱりこの店は百貨店には合わないと思います。フランス旅行に行ったとき、パリの本店には何回も通いましたが、ここはいい意味での垢抜けなさみたいなのが一つの魅力だと思うんですよね。そういう意味で百貨店には馴染まなかったんじゃないかと感じてなりません。

店データ
店名:ジェラール・ミュロ 阪神百貨店 【閉店】
住所:-
アクセス:-
電話:-





20061001oterudomayagaikan.jpg
イタリアンの『リストランテ・エルベッタ』は、神戸市の摩耶山の標高約700mに立つ『オテル・ド・摩耶』内にあります。こちらは神戸市が経営母体となっている国民宿舎。国民宿舎といっても、建物全体はちゃんと整備され、夜景を見ながら入れるジャグジーなども備えた、南欧風のオーベルジュ風になっています。今回は宿泊を含めて、2名で訪問、ディナーとランチをいただきました。

■ディナー

ディナーは4,389円~9.009円までの3コース。今回は真ん中のBコース(6,699円)を選びました。このコースは前菜2品+パスタ+メイン+デザートという構成で、デザート以外はすべてアラカルトから選べますので、このコースがおすすめです。

20061001oterudomayazensaib2.jpg
20061001oterudomayazensaia2.jpg
まず前菜1は、前菜の盛り合わせ。僕のものは鯛とサーモンのカルパッチョ、白金豚のパテ、テリーヌと、かぼちゃのスープの5種盛り。同行者はカンパチのカルパッチョ、ホタテのスモーク、カプレーゼ(モッツァレラとトマトのサラダ)、ガランティーヌ(鶏肉で野菜等を巻いたもの)と、セロリのスープでした。スープまで、まったく内容がかぶらないようにされていてびっくり。盛り付けも美しく、たくさんの色が鮮やかに映えるお皿です。ただ、このときどちらに何を置くか、サービスマンが迷っていたので、ちょっと不安に...。そして不安は的中します。

まず、僕が少し先に食べ終わってしまった(これも良くないのですが)途端、すぐに前菜1のお皿を下げたこと。まだ相手が食べているにも関わらずです。これをやられると、ますます先に食べ終わってしまった感を相手に与え、バツが悪くなります。

20061001oterudomayari-dovo-.jpg
20061001oterudomayapate2.jpg
さらに、僕の前菜二つ目は白金豚のパテ。前菜1と重なってしまいました。前菜1を置き間違えたと考えられます。また、同席者の方はリードヴォー(子牛の胸腺)のムニエル 焦がしバターソースだったのですが、こちらはまだ前菜1を食べている間に運ばれてきました。テーブルの上には僕の前菜2と、相手の前菜1、前菜2が乗っている状態に。テーブルには所狭しと皿が並ぶという、街のパスタチェーン屋状態です。これは上の皿下げと合わせて、さすがに不快。

しかし、味の方はそれを補って余りある素晴らしさ。パテはしっかりとした質感で、固めに仕上げてあります。食感的には、脂が主役というより、赤身メインといった仕上がり。ここに白金豚特有の脂の甘味をアクセントとして加えることで、全体にうまみを加えています。

20061001oterudomayamasukaru.jpg
20061001oterudomayaragu-.jpg
次にパスタです。僕は茨城産オーソブッコのラグー 和えたパッケリを、同行者はトマトソースとマスカルポーネのスパゲッティーニをオーダー。このときには何も言わなくても取り皿を持ってきてくれました。この辺はサービスもちゃんとしています。サービス、ちょっと名誉挽回。

パスタの味はどちらも最高。ラグーのパスタに使われるオーソブッコとは、仔牛のすね肉。骨の周りの肉なので、ゼラチン質がうまみになって濃厚な味。さらに、塩加減も完璧で、塩味をうまみに100%転化した丁寧な味つけ。もうひとつのトマトソースも絶品でした。まず、まん丸なチーズが乗った見た目の面白さがいい。トマトソースはややすっきりめの味にしてあり、ここにマスカルポーネがコクを添えます。普通ならモッツァレラチーズで来るところを、あえてマスカルポーネにしたのが面白い。ちょっとした創作性が、この店の料理をトラットリア(カジュアル店)ではなく、リストランテ(高級店)たらしめています。

20061001oterudomayaiberiko.jpg
そしてメインには、同行者がスペイン産イベリコ豚のロースト サラダ仕立て ローズマリー風味を。もうおなかいっぱいだというので半分くらい渡されましたが、素晴らしい味。これは塩も火入れも最低限。中心部分は真っ赤です。イベリコ豚の特徴といえば、脂の芳醇さと、赤身の濃厚さですが、両方をそのまま味わえる火入れ。サラダ仕立てにしてしまうのも、贅沢な使い方ですね。

20061001oterudomayakunsei2.jpg
そして、僕のメインは「本日の燻製」として、仔牛の燻製。これはここのスペシャリテではないでしょうか。このレストランが入っている「オテル・ド・摩耶」には、何と燻製小屋があるのです。大自然の中なので、燻製で煙もくもくさせても近所から苦情が来ない、思いっきり燻製できるんですね。街中のレストランではこうはいきません。もちろん、その燻製度合いも最高でした。薄く表面を固めるような感じですが、肉全体にしっかりとスモーク香が行き渡り、身を引き締めています。ナイフを入れると、弾力があるのにすっと入って切れる絶妙な固さ。肉の味をダイレクトに味わったあとは、スモークフレーバーが鼻を抜け、満足。量もしっかりあるし、先ほどの豚を半分食べたせいもあって、おなかいっぱいに...。ちょっと中座してお手洗いへ行くほどでした。でも、そうして食べ尽くしたいほど、素晴らしいメイン料理だったのです。

20061001oterudomayadeza-to2.jpg
少し小休止したところで、最後のデザート。説明は「ティラミス、パンナコッタ、クリームブリュレ、かぼちゃのチーズケーキ、ガトーショコラ、フルーツから好きなだけ盛り合わせできます。全部でもOKですよ」とのこと。もちろん「全部で」と答えました(笑) 味的には、ガトーショコラが少し固めだった以外は、全て標準以上のものを取り揃えています。特にお気に入りはパンナコッタ。先ほどのトマトソースに乗っていたマスカルポーネのような丸い形を見れば、少し固めに仕上げてあるのがわかります。濃厚な味で舌触りも滑らか、純白の美しい玉は、シンプルながらも面白い味わいです。全部おいしかったので、おなかいっぱいだったのに余裕で食べきってしまいました。

20061001oterudomayayakei.jpg
20061001oterudomayanaisou.jpg
さて、こちらは国民宿舎ですので、とうぜん宿泊施設もあります。こうしておなかいっぱいになって苦しくなっても宿泊してしまえるのが特徴。後先考えずに食べたり飲んだりできるのが魅力ですね。ぜひ宿泊とセットで楽しむのがお得です。なぜなら、こちらの部屋からは、素晴らしい夜景が望めるから。僕が訪れた日はあいにくの雨でしたが、それでも六甲アイランド~大阪のUSJまで見渡せる夜景。もっと見たければ、徒歩10分くらいのところに掬星台(きくせいだい)という展望台もあり、日本三大夜景のひとつ、神戸の夜景を堪能できます。

■ランチ

前日のディナーから一夜明け、朝はゆっくり寝て宿泊とセットになっているモーニングをランチに変更。300円ほどの追加料金で朝食がランチAになるのです。ランチAの内容は、前菜盛り合わせ+パスタ+デザートと飲み物。前日のディナーでサービスについてはもう諦めてたので、今回は料理のみを楽しむ気持ちで行きました。

20061002oterudomayazensai2.jpg
まず前菜は盛り合わせです。内容はスープ(何だったか忘れました)、ミートパイ、鯛のカルパッチョ、鯛のあぶり、海老のマリネ。どれもおいしいし、盛り合わせが美しいのも嬉しいです。鯛を二つの調理法で出すあたり、ちょっと面白いなーと思いました。

20061002oterudomayapasta2.jpg
パスタはツナとキノコのトマトソース スパゲッティーニ。前日のディナーのパスタも絶品でしたが、このパスタも素晴らしい。ツナをあまり好まない僕でもおいしく食べられ、ゆで加減も完璧。塩加減も、とげとげしい辛さは一切なく、うまみになっています。

20061002oterudomayadeza-to2.jpg
20061002oterudomayapan.jpg
デザートは2種。パンナコッタと青りんごのソルベ。前日のディナーでお気に入りだったパンナコッタが再登場。やはり自信作なのでしょうか? ソルベも絶品。りんごのフレッシュな香りが立ち登り、気分までさっぱり。きめ細かさも素晴らしかった。

また、部屋にハーブティーのティーバッグがあったので、食後の飲み物に「ハーブティーはありませんか?」と聞いたところ、快く持ってきていただけました(っていうか、売店で売ってるんだから初めから選択肢にあってもいいと思うのですが)。

20061002oterudomayaniwa.jpg
この庭を眺めながらのランチは優雅な気分になれます。この日は曇りでしたが、晴れていたらもっと優雅だったでしょう。どうせなら庭にハーブ植えたらいいのに...とか、いろんなことを考えてしまいましたが、料理は関西でもトップレベルのイタリアンだと思います。ランチは他にも2888円、4043円のコースがあります。お昼なら車で行って帰ってができますので、こちらもなかなかいいでしょう。

全体に、料理は本当に最高レベルです。フレンチにも負けない美しさもあるし、イタリアンらしく素材を大切にした、これぞリストランテ、というもの。今まで食べた中でもトップクラスのイタリアンです。それだけに、サービスは残念。施設自体が小さく、天井が低かったりするのは諦めるとしても、
・宿泊施設なのにハーフボードがない
・チェックアウトは11時までなのに、
  ランチは11時半からなので、ロビーで30分待たされる
など、どうにもサービス精神というか、やる気に欠けてるような気がするのです。

ホテル全体のサービスも笑顔がなく、そっけない感じ。この辺りに公営のデメリットが出てるような気がしてならないのが、とても残念です。純粋に夜景と料理を楽しむつもりで行けば、最高だと思います。

店データ
店名:リストランテ・エルベッタ >>HP
住所:神戸市灘区摩耶山町2-8 オテル・ド・摩耶内 >>地図
アクセス:ロープウェイ星の駅 駅より徒歩10分、三宮駅からタクシープラン(3000円)あり
電話:078-862-0008