この店の名が出るときにはほぼ100%、北浜の『ラ・トォルトゥーガ』の名がともに出されます。スタッフを女性で固めた、この『ル・ピリエ』は、『トォルトゥーガ』で前菜を担当されていたNo.2の女性の方が独立したお店。大阪でトップクラスのビストロからの独立、ということで、必ず比較されますが、それもこのお店の運命でしょう。
お店は地下鉄長堀鶴見緑地線、もしくはJRの玉造駅から10分弱。住宅街の真っ只中です。大通り沿いに歩いていけば、やがて左手に見えてきます。外観はれんが作りで、お店の前の黒板に、その日のランチメニューが書いてあります。Aランチは1000円、Bランチは2000円。かつての『トォルトゥーガ』と同じ価格帯。Aランチは前菜とメイン。この日はかぼちゃのポタージュと、豚バラ肉のトマト煮込みでした。今回はBランチです。
・かぼちゃの冷製スープ
・田舎風お肉のパテ
・鴨のロティ
・桃のコンポートとヨーグルトのババロア
パンはふかふかのタイプで、なかなかおいしかったです。店内の内装も柔らかい感じで、『トォルトゥーガ』のちょっと気取った感じよりも入りやすいと思います。なお、内装のデザインは高槻の『エッソンス・エ・グー』と同じ方だそうです。トイレに入った瞬間に「あ、同じだ!」と思いました。なかなかおしゃれなトイレです。
さて、この店の宿命である『ラ・トォルトゥーガ』との比較。どちらを選ぶと言われれば、『トォルトゥーガ』かな~。本家、ということもありますが、雰囲気が大人向けで好き。これは好みの問題ですね。でも、近所に欲しいのはこちらの『ピリエ』。1000円ランチがある、というのも大きいですが、やはり『トォルトゥーガ』はとっておきにしておきたい。ただこっちの方が入りやすいし、くつろげます。
あとは、まだ新しいお店なので、オリジナリティを身に付けていって欲しいですね。今の『トォルトゥーガ』スタイルから脱却するのは難しいし、とても勇気のいることだと思いますが、頑張って欲しいお店です。
| 店データ |
| 店名:ル・ピリエ 【06年12月閉店】 |
| 住所:- |
| アクセス:- |
| 電話:- |
最近、blogなどで話題のイタリアン『ラ・ギャロワーズ』。どこを見ても「お得」「おいしい」と書かれており、「これは行かねば!」と思い、2人で訪問。
メニューはABCの三つ。A(1000円)は前菜・パスタ。B(1500円)は前菜・メイン。C(2000円)は前菜・パスタ・メイン)。普段なら一回目だし、まずはAから...といくのですが、今回は思い切っていきなりCに挑戦しました。パスタ・メインとも2種類からのチョイスになりますので、それぞれ一つずつオーダー。
前菜はグリーンサラダ、ポタージュスープ、玉ねぎのキッシュ。出てきた瞬間におぉっ! と思わせる、いいポーションですね。味の方は、キッシュが美味。ふんわふんわで珍しい食感のキッシュは、玉ねぎの甘みをこれでもかと引き出した独特の味です。そういえば、このお店は泉州産の野菜にこだわっているのでした。ポタージュはまぁ、普通かな。味はやや薄め。最後までトウモロコシか、カボチャかわかりませんでした。そして、グリーンサラダは問題アリ。酸っぱすぎる! 酢、絶対かけすぎです。正直、全部食べるのが辛かったくらい。これは序盤からちょっといやな予感を催しました。
パスタは海の幸のトマトソースと、ブロッコレッティとアンチョビ・ドライトマトのオイルソース。両方とも、まあ普通の味。トマトソースはワインが強いのと、少しソースが水っぽいのが気になります。オイルソースの方は、特に不可はありませんが、ドライトマトとアンチョビの存在感がありませんね。料理名に書くなら、もう少し目立つように使って欲しいです。
メインは仔羊のクスクス添えと、魚の盛り合わせ。羊はかなり臭みが強いです。あとは火入れ具合がどうも好きになれない。レアならレア、強めなら強めとはっきりして欲しい。先日『ヴァリエ』で食べたのは全体に弱めに火が入っているという理想の状態。それに比べると繊細さに欠けます。魚はマトダイ、スズキ、アジ。タイはおいしかったです。皮目もパリッと焼けていたし、身もほくほく。でも、アジがいけない。色も茶色がかって、見た目にも良くないし、味も苦かった。無理に三種盛りにせず、タイとスズキだけならおいしかったのに。それでも量も十分ありますしね。また、かかっているバジルソースは香り高く、食欲をかきたてるものでした。
あと、色んなブログで言われていることですが。パンがイマイチです。覚悟して行ったのですが、バゲットは明らかにパサパサしてるし、自家製のゴマのパンは詰まりすぎ、かつもそもそしてる。ただ、バゲットに切れ目を入れて食べやすくしている点は評価。
味に関して言えば、総合的には普通。そこまでおいしいとは思えないものです。ただ、雰囲気があまり好きでない。ものすごくオープンキッチンなのです。どう作っているかがまる見え。いや、それで雰囲気が明るければいいのです。例えば『トラットリア・パッパ』のような明るくノリの良い雰囲気なら、これだけオープンでもプラス評価になるのです。しかし、どうにも雰囲気が暗い。店内の内装も喫茶店を改装したようなシンプルなもので、テーブルは隅っこに一つあるだけ。ほぼカウンターのみで席間や後ろも狭い。これではくつろげないのです。シェフの視線も睨んでいるような感じがして、どうも気になります。
| 店データ |
| 店名:ラ・ギャロワーズ |
| 住所:大阪市西区新町1-23-2 >>地図 |
| アクセス:地下鉄四つ橋駅から徒歩7分 |
| 電話:06-6532-5603 |
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