『エッソンス・エ・グー』でディナー
最近、北摂地域のフレンチが元気いいらしいです。ココ『エッソンス・エ・グー』はJR高槻駅から少し歩いたビストロとレストランの中間くらいのお店。今回は4人で訪問です。
外観は住宅地に現れた、ちょっとおしゃれなお店、という感じ。内装は落ち着いた典型的なビストロのものです。お店の中は暗めですね。使っている木の色に明るいものが多いので、ややアンバランスさを感じます。あと、トイレがお店のど真ん中に位置しているのは好きじゃない、かな~。妙に広いし(笑)
シェフは東京・恵比寿の『タイユバン・ロブション』(現在はタイユバンが撤退)を経て渡仏、豊中の『ラ・メゾンブランシュ』に勤めて独立と、なかなか派手な経歴。サーブはマダムが一人で担当です。
■素晴らしい料理を堪能
さて、料理です。どうやらプリフィクスコースのみで、"夏のコース"(4000円)と、"夜のコース"(5400円)と二種類、チーズが追加で840円です。メインには200~500円追加料金のものもあります。夜のコースは右記の他にメインがもう一品増え、魚・肉となります。メインの肉は牛・豚・鴨・羊・うさぎなど、オードブルにしても素材はごくオーソドックスなものばかりですが、全体的に、調理法には気を遣っている感じがします。今回は"夏のコース"にしました。
アミューズは三種です。「とうもろこしの冷製スープ、うなぎとナスのカナッペ、トマトとビールのシャーベット」。とうもろこしのスープは細かい粒が残っているタイプ。味は普通においしいです。ただ、泡が多く、細長くて小さいコップなので飲みにくいですが。カナッペは上のうなぎが柔らかく美味。ナスはペースト状にしてあります。シャーベットは...どうなんだろう。ビールなんですよね。何せ、僕は飲めないのです。味自体はおいしかったのですが、飲み物でアルコール類を頼まなかったのですから、マダムは確認するべきだったかなー。まぁ、僕のようにまったく飲めない方が珍しいのですけどね。
前菜は、「ハモと帆立と冬瓜のラグー」。ハモとホタテを焼き、冬瓜の上に生ウニを乗せて豆を散らしてあります。夏の風物詩、ハモに夏野菜の冬瓜。なかなか夏らしい一皿ですね。後のメインにも言えますが、ここの火入れはなかなかいい具合です。ハモもふわっとしていましたし、ホタテも表面から少し厚めに火を入れてありますが、ホタテの食感・風味は失われていませんでした。
メインは400円を追加してうさぎをチョイス。「うさぎもも肉のロティーバスク風(+400円)」です。写真ではうさぎの肉が見えませんが、上に乗っているのは生ハム、それもスペイン産の最高級ものらしいです。ハモンイベリコかな? よく聞き取れなかったのです。この生ハム、確かにうまい。ただ、塩気がかなり強い。ここまで強いとひと口目はうまいのですが、次にはもう口が塩辛くなっています。とは言え、付け合せの野菜が多いのでそれと一緒に食べれば野菜の水分で薄まるのでおいしく食べられます。また、うさぎの火入れ具合も非常に良かったです。割と多めに火が入ってるのですが、固かったりパサついたりせず、噛むとしっかりと肉のうまみが出てきます。ただ、表面部分に生ハムの塩気がうつっていたのは残念。しかし、メインとして、十分食べ応えのあるものでした。
デザートは「桃のコンポートとヨーグルトのソルベ」。はい、コンポートです。砂糖(シロップ)で煮てるんだと思いますが、やや砂糖味は薄め。でも、桃自体がおいしかったし、僕個人的にも好きな桃がまるごとだったので、シンプルではありますが満足できました。シンプルなものほど難しい。シェフの技量は確かだと思います。
さて、全体の感想ですが。お店の雰囲気がちょっと暗いですね。まぁ、実際光が少ないというのもありますが。また、それに加えてマダムがもう少しハキハキしゃべってくれたらなーなんて思います。壁に絵とかもなく、シンプルな内装だけに、もう少し明るくした方がいいと思います。不快というレベルではないのですが。
今回、しゃべってばっかりだったので、料理を詳細に覚えているわけではありませんが、料理の味の方はおいしかったと思います。料理のイメージは『シェ・ローズ』に近い感じがします。料理だけなら10点満点の9点のレベル。あとはアラカルトが欲しいかな。料理の完成度は高いのですが、ビストロならもう少し冒険心も欲しいかも。レストランなら、もう少し内装を整えて欲しい。また、メインの素材は、目新しいものが一品でもあるとうれしいです。
全体として料理のレベルは高いので、高槻まで行く価値アリです。
| 店データ |
| 店名:エッソンス・エ・グー >>HP |
| 住所:大阪府高槻市天神町 1-3-19 フォレストコート 101 >>地図 |
| アクセス:JR高槻駅より徒歩10分 |
| 電話:072-685-0313 |
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