『ヴァリエ』のランチ

■キタ最強のレストラン

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福島の『ヴァリエ』に2人で訪問。キタ最強のレストランと名高い、このお店。今回はランチのコスパを試すべく、一番低価格のコースに。本当はひとつ上の3990円コースも食べてみたかったのですが、同じコースにして欲しいとのこと。まぁ、レストラン、コースにこだわるこのお店としては当然ですね。コース立ては、前菜・魚・肉・デザート。この価格で魚・肉と出るのもスゴイ。この時点でコスパはかなり高いと言えます。まして味は前回で保証済み。否が応にも、期待は高まるというものです。

■ハモがなくても美味

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まずは、前菜から。メニューには「ハモと白いんげん豆のスープ」と書いてあったのですが、残念ながらハモが切れてしまったとのこと。これは少し残念。代わりにズッキーニとニンジンを浮かべた「白いんげん豆のスープ コンソメの ジュレ寄せ ズッキーニとニンジンを浮かべて」。同行者は「ハモ...」と残念がっていましたが、一口食べると、すぐに破顔。何せ、おいしい。真っ白なスープは、口に入れると意外に味がしっかり。でも、後味はさっぱりしています。すごく好みの味。真ん中のコンソメジュレも、濃い味なのに後を引かない。彩りも鮮やかで、最初から期待の持てる味でした。今回、ハモではなかったのですが、次の皿が魚であることを考えると、最初から彩りも良い野菜で良かったんじゃないかな、とか思います。

■反則? イタリアンよりおいしいリゾット

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魚は、横長の長方形皿に3点盛りで「スズキのソテー サフランの軽いクリームソース・ヤリイカとズッキーニのリゾット・ トマトとニンニクのローリエ風味 」。写真右のスズキは皮をパリッと焼いてあり、中はしっかりジューシー。前回も魚がすごくおいしかったのですが、素材を知りつくした火入れです。ソースも軽いソースで、素材の味を殺しません。真ん中にはリゾット。同行者が最も感動した一品。ヤリイカは柔らかく、ズッキーニがしゃきっとした食感で締めます。味もバターとニンニクの風味が絶品。炊き加減はもちろん、しっかりアルデンテ。ここはフレンチなのに、これを越えるリゾットを出すイタリアンはありませんでした。写真左は、トマトとニンニクをローリエで風味付けしたもの。トマトは魚のクリームソース、リゾットのバターで濃くなった口の中を酸味でさっぱりさせるためでしょう。ニンニクはよくわからないですけど。

■メインディッシュも素晴らしい

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肉は2種類から選択。とりあえずひとつずついっときました。同行者の「白金豚のオニオンソース」も一口頂きました。オーブンで焼いた豚の上に、ニンニク・ベーコン・新じゃがを乗せ、非常に酸味の強いオニオンソースで味付けしてあります。豚の素材が良いのでしょう。脂がおいしいのです。ソースは意外なほど酸味が強いのですが、肉のうまみがしっかりあるため、ちゃんと調和しています。前回、豚肉が固かったのですが、今回は汚名返上。というか、かなりウマイ。ただ、上に乗っているニンニクが多く、先の魚と合わせて考えると女性向きとは言えない気がします。

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僕は「仔羊の背肉 ロースト カレー風味ソース 」をオーダー。こちらは背肉ですが、今まで食べた羊と一味違いました。まず食感。表面はしっかり色づいているのですが、中は当然ピンク色で、見た感じは生。でも、ナイフが入りやすい、そしてしっかり噛みやすい。肉の繊維が細かいのだと思います。味は、非常に羊らしいもの。最近は羊がブームらしいですが、これぞ羊! という、少し苦味のある味です。でも、それがウマイ。僕の好みなだけですが。人によっては苦手かも? でも、カレー風味がつけてあるので、食べられないということはないでしょう。付け合せにはナスなども入って、色んな味が楽しめる一皿でした。

■デザートも嬉しい一品

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デザートは「イチゴのソルヴェ アールグレー風味 」。すごくイチゴの味。人工っぽさのない、イチゴそのまま、酸味も甘みもそのまんま。手を加えないおいしさですね。そして、下には細かく泡立てたアールグレー風味のスープ...と思いきや、柔らかいムースみたいなものが。この上にソルヴェが浮かんでいるのです。ムースというには、かなり柔らかくババロアのような食感。アールグレーの香りが鼻腔を刺激します。スープに乗せてくるあたりに、手の込みようを感じるデザートでした。

という訳で、料理は大満足。キタ最強と言われる所以も納得というものです。そして、びっくりしたのが、サービスの方が僕の顔を覚えておられたこと。「前に来られたことありますよね? あの席で、5人くらいで」と。今、これを書きながら下を見たら、1年と3ヶ月も空いてるじゃないですか。それでも覚えてる、ってすごいです。レストランらしさにこだわるレストラン。でも、気軽に行ける、素晴らしい店だと再認識しました。という訳で、10点は変わらずです。
 

店データ
店名:ヴァリエ
住所:大阪市福島区福島6-9-11 神林堂ビル1F >>地図
アクセス:JR福島駅から徒歩5分
電話:06-6451-0336




『ヴィタメール』の定番ケーキ

阪神百貨店の『ヴィタメール』へ。

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フレジェ(367円)は言わずと知れたド定番で、ここのケーキの中で一番のお気に入り。しっとりしたスポンジにフルーツが入ってます。このスポンジがおいしくて、何回も買ってしまうのです。


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マンゴーのパンナコッタ(420円)は今、ブームのマンゴーデザートです。パンナコッタにしてきましたか、って感じですね。ジュレを乗せ、非常に滑らかなパンナコッタ。このお店らしい濃い味です。このお店は甘いものがちゃんと甘い、僕好みのお店なのです。

店データ
店名:ヴィタメール 阪神百貨店 >>HP
住所:大阪市北区梅田1-13-13 阪神百貨店B1F >>地図
アクセス:各線梅田駅からすぐ
電話:06-6348-8028




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最近、北摂地域のフレンチが元気いいらしいです。ココ『エッソンス・エ・グー』はJR高槻駅から少し歩いたビストロとレストランの中間くらいのお店。今回は4人で訪問です。
 
外観は住宅地に現れた、ちょっとおしゃれなお店、という感じ。内装は落ち着いた典型的なビストロのものです。お店の中は暗めですね。使っている木の色に明るいものが多いので、ややアンバランスさを感じます。あと、トイレがお店のど真ん中に位置しているのは好きじゃない、かな~。妙に広いし(笑)
 
シェフは東京・恵比寿の『タイユバン・ロブション』(現在はタイユバンが撤退)を経て渡仏、豊中の『ラ・メゾンブランシュ』に勤めて独立と、なかなか派手な経歴。サーブはマダムが一人で担当です。
 
■素晴らしい料理を堪能
 
さて、料理です。どうやらプリフィクスコースのみで、"夏のコース"(4000円)と、"夜のコース"(5400円)と二種類、チーズが追加で840円です。メインには200~500円追加料金のものもあります。夜のコースは右記の他にメインがもう一品増え、魚・肉となります。メインの肉は牛・豚・鴨・羊・うさぎなど、オードブルにしても素材はごくオーソドックスなものばかりですが、全体的に、調理法には気を遣っている感じがします。今回は"夏のコース"にしました。
 
アミューズは三種です。「とうもろこしの冷製スープ、うなぎとナスのカナッペ、トマトとビールのシャーベット」。とうもろこしのスープは細かい粒が残っているタイプ。味は普通においしいです。ただ、泡が多く、細長くて小さいコップなので飲みにくいですが。カナッペは上のうなぎが柔らかく美味。ナスはペースト状にしてあります。シャーベットは...どうなんだろう。ビールなんですよね。何せ、僕は飲めないのです。味自体はおいしかったのですが、飲み物でアルコール類を頼まなかったのですから、マダムは確認するべきだったかなー。まぁ、僕のようにまったく飲めない方が珍しいのですけどね。
 
前菜は、「ハモと帆立と冬瓜のラグー」。ハモとホタテを焼き、冬瓜の上に生ウニを乗せて豆を散らしてあります。夏の風物詩、ハモに夏野菜の冬瓜。なかなか夏らしい一皿ですね。後のメインにも言えますが、ここの火入れはなかなかいい具合です。ハモもふわっとしていましたし、ホタテも表面から少し厚めに火を入れてありますが、ホタテの食感・風味は失われていませんでした。
 
メインは400円を追加してうさぎをチョイス。「うさぎもも肉のロティーバスク風(+400円)」です。写真ではうさぎの肉が見えませんが、上に乗っているのは生ハム、それもスペイン産の最高級ものらしいです。ハモンイベリコかな? よく聞き取れなかったのです。この生ハム、確かにうまい。ただ、塩気がかなり強い。ここまで強いとひと口目はうまいのですが、次にはもう口が塩辛くなっています。とは言え、付け合せの野菜が多いのでそれと一緒に食べれば野菜の水分で薄まるのでおいしく食べられます。また、うさぎの火入れ具合も非常に良かったです。割と多めに火が入ってるのですが、固かったりパサついたりせず、噛むとしっかりと肉のうまみが出てきます。ただ、表面部分に生ハムの塩気がうつっていたのは残念。しかし、メインとして、十分食べ応えのあるものでした。
 
デザートは「桃のコンポートとヨーグルトのソルベ」。はい、コンポートです。砂糖(シロップ)で煮てるんだと思いますが、やや砂糖味は薄め。でも、桃自体がおいしかったし、僕個人的にも好きな桃がまるごとだったので、シンプルではありますが満足できました。シンプルなものほど難しい。シェフの技量は確かだと思います。
 
さて、全体の感想ですが。お店の雰囲気がちょっと暗いですね。まぁ、実際光が少ないというのもありますが。また、それに加えてマダムがもう少しハキハキしゃべってくれたらなーなんて思います。壁に絵とかもなく、シンプルな内装だけに、もう少し明るくした方がいいと思います。不快というレベルではないのですが。
 
今回、しゃべってばっかりだったので、料理を詳細に覚えているわけではありませんが、料理の味の方はおいしかったと思います。料理のイメージは『シェ・ローズ』に近い感じがします。料理だけなら10点満点の9点のレベル。あとはアラカルトが欲しいかな。料理の完成度は高いのですが、ビストロならもう少し冒険心も欲しいかも。レストランなら、もう少し内装を整えて欲しい。また、メインの素材は、目新しいものが一品でもあるとうれしいです。
 
全体として料理のレベルは高いので、高槻まで行く価値アリです。
 
店データ
店名:エッソンス・エ・グー >>HP
住所:大阪府高槻市天神町 1-3-19 フォレストコート 101 >>地図
アクセス:JR高槻駅より徒歩10分
電話:072-685-0313